ついに初マコモ風呂

 

今日もマコモリバーブに行き大工仕事

 

大工さんのマコっちゃんはまめに掃除をする人で、一日目に入口のあたりをスッキリさせて以来、入るたびに心地よく、一日の初め、お昼、帰りと区切りのいいところで必ず掃除や整頓をすると作業がとてもスムーズになるのを感じた

 

昨日はマコモのオフィス内でお昼ご飯だったが、今日は休みで空いていなかったので竜宮城の中で食べた

 

食休めを車を停めている所でしていると、横に民家があるのだが、そこから老父婦と猫がでてきて少し話をした

 

家の横に体にいいという植物を飲んだりお風呂にしているマコモを世間ではどう思っているのかなんとなく尋ねてみると

 

そのお婆さんは3.11の津波で家の一階がさらわれ、少し流されて怪我をしたそうだ

 

そして驚くことにマコモの風呂で跡形も無く傷が治ってしまったという

 

津波はぎりぎりマコモのオフィス下までで止まったものの、そこから少し下がっているその老夫婦の家やマコモの工場は被害にあった

 

他の家庭も電気が止まったりした中、マコモのところでは自家発電をしていたためお風呂が入れたし、近所の人は助かったというし、お湯を変えないので手間も少なかっただろう

 

ますますそのマコモ風呂に入りたくなり作業を終えた後、休みだけれど様子を見にきてくれた社員さんに案内されプレハブ小屋へ

 

入口のドアを開けてすぐの空間が脱衣所になっていて、またドアが一枚

 

そこを開けると板張りの床にごくごく普通の浴槽、そして湯は濃い茶色

 

シャワーで今日被った木屑や塵を洗い流した

 

浴槽横には、「お湯を溢れさせないように」「かけ湯はしない」など貴重なマコモ湯を続けるための注意事項が書かれている

 

いざ湯船に入る前にあいさつ

 

冗談かもしれないが、マコモを飲む前に心の中で名前を名乗ってあいさつするという話を聞いた

 

でも毎度忘れて飲んでしまうので、お風呂には忘れずにしようと、ちゃんと挨拶をした

 

そして、そーっと湯を跳ねさせないように入る

 

噂には聞いていたが、とても濃い茶色

 

70年もお湯を変えていない

 

もちろん湯かさは減って行くので継ぎ足しで結局は入れ替わってはいると思うが、それにしても底に色々沈殿しているではないか、変な匂いがするんではないか、という先入観は入ってすぐに消えた

 

不思議なことに無臭だし、底も綺麗なもんだ

 

大病を抱えた人もたまに来るそうで(一昔前はほとんどがそうだったらしい)その入浴後の数日はすごい匂いがするんだとか

 

でも数日経てば元に戻り、いつものように入れるという

 

入っている最中、出てすぐには大した感覚はなかった

 

お湯は絶えず42度くらいを保たれているので、単に暖かいお風呂に入った感覚のみだった

 

一応水中で目をパチパチさせておいた

 

風呂には30分ほど入っただろうか、一度竜宮城を覗きに行くとまだマコっちゃんが残っていた

 

彼は毎日一番遅くまで残り、そしてマコモ風呂に入って帰ってくる生粋のマコモloverだ(マコっちゃんのマコはマコトのマコだ)

 

挨拶して帰ろうとすると、オイカワさんというマコモの社員さんが自分に会うために来てくれていると教えてくれて、オフィスに寄った

 

オイカワさんは「前から噂を聞いてたよ」と会うのを楽しみにしてくれていたようで沢山面白い話をしてくれた

 

マコモも体以外の作用やマコモの製造秘話、ここで培われてきた人と人のつながり、震災のこと、今の世の中、そしてこれから、沢山話した

 

マコモリバーブのリバーブの意味を尋ねると、震災で全てが一度ストップし運営も困っていたところ、全国の愛用者さんたちのバックアップで無事復活することが出来、皆様への感謝、リスタートのやバーブ(調和)という意味も含め本来「マコモ」だけだったところ「マコモリバーブ」に改名したそうだ

 

未だにしなくてもよかったんじゃないかと言われることもあるけれど、こういう時は変えたほうがいいと言っていた、大事なことだと思う

 

 

さておきオイカワさんの話は湧き出る温泉のように止まらない

 

一番気に入っている話は、最近自分でも感じ取っている、ミドルエイジが若者に見い出す希望とサポート力だ

 

彼は特に20代前後の、いわゆるゆとり世代がすごいと言っていて、教育を受け過ぎなかった分自由の発想を持つ感覚が残っているという

 

ゆとりではない世代のことはわからないがそれは確かにあるかもしれないと思っていた

 

あのボブマーリーももし教育を受けていたら俺たちはDamn Fool(超愚か者)になっていたと言っているくらいだ

 

そしてミドルエイジの彼らは新しいことに挑戦し情熱を絶やさない、僕らのいい鏡だ、人生の先輩が楽しんで精力的に生きているのを見ると勇気をもらえる

 

さて皆が待つアバウトハウスに帰る、二日連続で道を間違えたが狸を見れた

 

夜はエコビレッジビルダーでアバウト工務店のお父さん役、銀さんがお得意のイタリアンを振る舞ってくれた、とても美味しい、グラッツィエ

 

ワインも少し嗜みさせてもらいながら彼のビジョンを聞かせてもらった

 

ここでは特に語らないが、この先面白くなるのは確実!

 

その頃、恋人は散歩に出掛けていた、話が終わったころ連絡すると少し遠い港まで行ってしまっていて帰るのにも時間がかかりそうだった

 

ワインも飲んで車は使えなかったが幸いにも気仙沼の街は割と平坦なこともあって移動用のスケボーに乗り(グレーだが)港に向かった

 

山梨は坂ばかりだし冬というのもあって、とんとスケボーに乗っていなかったが港町は走りやすくスケボーするのに向いてるなと思った

 

何かあったのか尋ねたが単にそういう気分だったと彼女は呟き、停泊してる船を見て少し寒いので時折走って体を温めながら仲良く家に戻った

 

寝る頃にマコモ風呂の効果でてきた

 

まず体がぽかぽかと暖まり始め、体のすごくリラックス状態、無駄な力は抜け、口も動かしたくないほど、しかし頭はクリア、鮮明に色々なことが考えられた

 

ワインはとうに抜けているはずだし、これはマコモの効果だと実感した

 

明日は最終日、オイカワさんの話を聞いた後で入るとまた違うだろうと、朝からマコモ風呂に入ってみようと思った