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2019年6月に
結節性リンパ球優位型
ホジキンリンパ腫ステージⅣを発症。
2度の抗がん剤治療で寛解に至らず、
2020年10月に1度目の余命宣告。
2022年2月には
2度目の余命宣告で「余命半年」
を告げられました。
病気のことや、
1人娘の風花に向けたメッセージを
綴っています。
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『何で夏にダウンジャケットがいるの?』
《登山に必要なものリスト》を渡された相方さんに聞かれた。
一般的に標高が100メートル上がると気温は0.6度下がる。
北アルプス登山で宿泊予定の山小屋の標高は約2700メートル。
単純計算で下界より16度気温が低くなる。
妻と娘は寒さに敏感だ。
32度の環境から半日で16度の世界に移るにはそれなりの対応が必要だった。
そしてそれなりの知識の共有も必要だった。
写真は登山2日目の朝。
気温は11度で娘は歩き出すまで裏起毛のシャカパンに防風フリースを羽織って過ごしていた。
この夏は富士山の弾丸登山がよくニュースになっていた。
山小屋には定員がある。
定員を理由に宿泊を断ると命に関わる事故に繋がるのでこれまで山小屋は来る客を拒めなかった。
コロナが山小屋経営を変えた。
定員を遵守し予約をしていない客は原則泊まれなくなった。
予約が取れず「この日しか登れない」という登山者は弾丸登山をするしか手段がないように感じるのだろう。
夏の富士山を登るのに難しい技術は必要ない。
ただ際立って高い標高から気温、酸素と身体への負担はかなり大きい。
どうしたら弾丸登山からの事故を防げるのだろう。
仮に山小屋が以前の形態に戻ったら防げるのだろうか?
答えは限りなくノーだ。
乱暴な極論だけど。
1シーズン、診療所と救助隊をクローズさせたらいいのにとおもう。
仮に200人亡くなったら。
いくらなんでも気づくんじゃないかな。
「この山は生半可に挑むものではない。」って。
知識欲とかモラルに勝るのは恐怖とか畏怖のような気がする。
まぁ極私的な暴論です。
怒らないでね。
富士山からの御来光も綺麗だけど。
御来光に映し出される富士山はもっと綺麗だよ。
これも極私的な感想。
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