James Setouchi

2025.8.13

 

令和7年度(2025年度)読書会計画

 

4月19日(土) 清少納言『枕草子』担当Y

5月17日(土) 井原西鶴からいくつか 担当Y

6月7日(土)フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』担当N ・・以上終了

7月27日(日)サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)』担当S 白水社に村上訳の単行本がある。

 

8月30日(土)ヘミングウェイ『武器よさらば』担当N  新潮文庫に高見訳がある。

 

9月20日(土)ティム・オブライエン『本当の戦争の話をしよう』担当I 文春文庫に村上訳がある。短編集。

 

10月18日(土)フォークナー短編集から『孫むすめ(ワッシ)』担当Y 新潮文庫に滝口訳がある。短篇。

 

11月15日(土)スタインベック『怒りのぶどう』担当N 上下2巻。いくつか訳が出ているがハヤカワepi文庫の黒原訳が読みやすいそうだ。

 

12月20日(土)カポーティ『ティファニーで朝食を』担当O 村上春樹訳、新潮文庫(映画になった、短篇、NYが舞台)

 

1月24日(土)オー・ヘンリー短篇集から『最後の一葉』ほかどれか。担当I 各種文庫にある。新潮文庫なら大久保康雄訳の全3巻本がかつてあったが今は売っていないかも。活字が小さい。 岩波文庫『オー・ヘンリー傑作選』なら1冊本だが1979年発行なので活字が小さい。(超短篇、扱いやすい、子どもでも読めるけど20世紀初頭のNYのある側面を感じることが出来る、各種の訳がある)

 

2月11日(水)(祝)ジャック・ロンドン『野性の呼び声(荒野の呼び声)』担当K 新潮文庫に大石真の訳がある(犬の話、アラスカが舞台、子どもでも読める、各種文庫にある)、

 

3月 日程は未定。春分かその頃の土曜か月末の土曜か? 特別にドストエフスキー『罪と罰』担当Y 新潮文庫上下2巻、工藤精一郎訳あり(どの訳でもいいと言えばいいが)。

 

アメリ文学なら他に

ホーソーン『緋文字』(アメリカ草創期が舞台で読み甲斐がある)、

メルヴィル『白鯨』(超巨編、読み甲斐があるが多分無理、大人になってからの方がいいかも)、

ノーマン・メイラー『裸者と死者』(長いが手応えがある、太平洋戦争が舞台)、

ドライサー『アメリカの悲劇』(売っていないかも)、

マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』(子ども向き)、

R・バック『かもめのジョナサン』(不思議な話、短い、完成版というのが新潮文庫にあるようです)、

P・バック『大地』(近現代中国が舞台、超長編)、などなども面白い。

 

フランス文学ならバルザック『ゴリオ爺さん』(これは実に面白い)他にもある、バルザックはどれも面白い、カミュ『異邦人』と『ペスト』、ユゴー『レ・ミゼラブル』(長い)、

ロシア文学ならドストエフスキーは『貧しき人びと』『カラマーゾフの兄弟』(長い)『おかしな人間の夢』などなどどれも面白い、トルストイ『復活』(長い)あるいは『トルストイ民話集』(岩波文庫)から「人はなんで生きるか」(こちらは取り組みやすい、子どもに読める)

アイルランド文学ならジョイス『ダブリナーズ』(『ユリシーズ』は難しい)

イギリス文学ならディケンズ『クリスマス・キャロル』(短い)、『デビッド・コパフィールド』(長い)、C・ブロンテ『ジェイン・エア』(E・ブロンテの『嵐が丘』より読みやすい、『ジェイン・エア』を読んでおけばジーン・リースの『サルガッソーの広い海』に行ける)、カズオ・イシグロ『浮世の画家』(日本が舞台)か『忘れられた巨人』(イギリス中世が舞台、ゲームになりそう)、ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』、スコット『ケニルワースの城』(女王や騎士や錬金術師が出てくる。案外面白い)

ドイツ文学ならヘッセ『デミアン』(『車輪の下』は残酷で読めない)、ツヴァイク『聖伝』(非常に面白い。でも多分高い)、レマルク『西部戦線異状なし』(第1次大戦)