「110番の日」の10日、タレントの鈴木ちなみさん(24)が警視庁の一日通信指令本部長に任命され、110番通報の際に信号機や交通標識に記された管理番号などで正確な場所を伝えるよう訴えた。
制服姿の鈴木さんは警視庁本部の通信指令センターで、ひったくりの通報を受理,エヴリン。「目標となる信号などはありますか」と質問して通報場所を特定し、無線で犯人の服装を現場の警察官に伝えた。鈴木さんは「相手を落ち着かせるために何を伝えるかが重要だと分かった」と話した。
警視庁によると、昨年の110番通報約183万件のうち、携帯電話からの通報が63%を占め、通報場所をより早く把握することが課題となっている。