那須にある戦争博物館へGO!
入場料千円也。想像していたより展示スペースは広く、膨大な展示品あり。千円は安い。運営の支援金と思って快く支払いました。いささか雑多な印象と記載内容の間違いも中にはありますが、よくぞこれだけ集めたものです。
いきなり直球ど真ん中が来たかんじです
本物かそれとも映画の衣装か不明ですが保存状態は良好
日清戦争時の連合艦隊司令長官がこういう帽子をかぶってました
↓一見すると【11年式軽機関銃】。おそらく南部14年式拳銃をベースに作ったレプリカですが、なんとなく大和魂は伝わります。出演映画を探す楽しみがありますね。有名な俳優が撃っていたかもしれません
↓1910年型マキシム式7.62mm機関銃。映画のためのレプリカ品と思われますが実によく出来てる。邦画「203高地」のどこかに出演しているのでは
ルイス軽機関銃を日本がコピーした92式機銃のレプリカと思われます。艦上爆撃機や艦上攻撃機の後部銃座に装備された機銃です。ということはトラトラトラに出ているのはこれか
この手の掲示物も見ごたえあります。かつてはモノクロの資料でしか見たことなかったもの。カラーは迫力あり
かなりの貴重品 世界に知られる日本の武勇がここにあり
B29のエンジンは空冷18気筒54000cc、それを4つ搭載してました。そのころ我が皇軍も同スペックのエンジンを生産してましたが量産が間に合わなかったようです。 これはそのB29の車輪
軍盃(軍ちょこ)の展示。軍盃は日清日露の戦役のものがほとんどと言われています。兵役を終えた記念に親類縁者に配ったそうで、太平洋戦争では「無事帰還を喜ぶとはナニゴトか」と当局に言われて作れなくなったそうです
↓興味深かった中世の大鍋。戦国時代はどうやって数万に及ぶ軍勢の食事をつくっていたのか興味がありました。どうやらこういう鍋を大八車に載せて運んでいたんですね。その伝統は明治の軍隊に引き継がれました。丸い鍋より運びやすく、調理の際は火の上にぴったり並ぶ形です。飯盒の形状の元はこれかも。貴重だなあこれは。100人に1個の割り当てかな。
昭和20年8月15日の新聞
新聞その2
見ごたえ十分な資料館でした
資料の訂正を何点か館長さんに託しました。歴史に詳しい人なら間違い探しに行く価値ありです。まだまだありそうです。資料の解説が精査されると、この資料館の価値は倍増すると思います。ちなみに、戦争反対と言ってれば国が護れるわけではありません。
資料館運営の資金調達のために、当時の装備品のレプリカを作って販売したらどうかなあ。帝国陸軍の92式飯盒(通称・二重飯盒)とかどうでしょう。陸軍はキャンプの達人ですからね。それと旭日旗グッズなど。ここで買ったものを使いたいものです