14.ウィッチ
アー・リヤ王子はその妖艶さに目を奪われそうになったが、頭の隅にあった魔女退治の本に、
【魔女の魅力に騙されるな】と書いてあった事を思い出し、目を背け、首を振り自我を保とうとする。
ツアベルは、壁にもたれたアー・リヤ王子の手を持ち、ゆっくり肩ぐらいまで上げさせ手を絡める。顎に落ちてく血を赤い舌で舐め、耳を舐め、甘い声で囁く。
『どうか美しい王子様。私をここから出さないで。外は恐ろしい王が居る。王は私を殺すつもりどうか私の為にここに来る者を全員殺して』
ツアベルの赤い瞳が光る。
「ツアベル様…」
心を奪われたかの様にアー・リヤ王子は瞳に光が消えていた。
アー・リヤ王子はその妖艶さに目を奪われそうになったが、頭の隅にあった魔女退治の本に、
【魔女の魅力に騙されるな】と書いてあった事を思い出し、目を背け、首を振り自我を保とうとする。
ツアベルは、壁にもたれたアー・リヤ王子の手を持ち、ゆっくり肩ぐらいまで上げさせ手を絡める。顎に落ちてく血を赤い舌で舐め、耳を舐め、甘い声で囁く。
『どうか美しい王子様。私をここから出さないで。外は恐ろしい王が居る。王は私を殺すつもりどうか私の為にここに来る者を全員殺して』
ツアベルの赤い瞳が光る。
「ツアベル様…」
心を奪われたかの様にアー・リヤ王子は瞳に光が消えていた。