かつて、江戸時代から明治時代にかけて「脚気(かっけ)」が流行した。
日露戦争では、戦場で敵の弾に当たって死ぬよりも、脚気が原因で亡くなった者が多かったという。
現在では、ビタミンB1の欠乏によって引き起こされる病気であることが知らております。
しかし、当時は「脚気菌」が存在し、これが病気の原因であるという学説が主流であったのでした。
そのような時代に、「脚気菌は存在しない」と、異を唱えたのが北里柴三郎だったのでした。
命懸けの決断だったのかもしれません。
また、「ビタミンの父」と呼ばれる高木兼寛は、次のような名言をこの世に残しております。
「病気を診ずして、病人を診よ」
これは、病人の為の医学であって欲しいという強い願いが込められております。
これを現代でも実践していれば、コロナ感染というパンデミックは起こらないはずなのであります。
そして現在、ビック・ファーマと一緒になって「お金儲け」に走る日本の医者達がおります。
立ち向かう「敵」があまりにも巨大過ぎて、何も言えないのかもしれません。
日本の医者は、先人から何を学んだのでしょうか???
今の医者は健康な人間を病人にし、そして殺して「お金儲け」する為の医学になってしまっている。