歴史を振り返れば、その当時が「いかにおかしい?」時代であったかを気づかされる。
その時代に生きていた人々には、それが当たり前であっても、5年後の世界から見ると実に滑稽に映るのであります。
例えば、1980年代後半から1990年位までの日本では、「バブル景気」が起こっておりました。
当時、筆者は大学生でありましたが、クラスの女子が誕生日にテニスコートを親から買って貰っていたり、バイト仲間がベンツを乗り回していたりしていたものでした。
そのベンツを乗り回しているバイト仲間は、国立大学の歯学部の学生であったのですが、お金にものを言わせて遊びすぎて、結局は大学を中退したのです。
つまりは、バブル経済に踊らされたのであります。
また、筆者は学生時代に経済学部のゼミにて、「今後の日本経済はどうなるのか?」という議題で討論がありました。
筆者以外は、この好景気が少なくとも自分達が生きている間は続くという意見で落ち着いたのでした。
しかし、貧乏学生で苦学生であった筆者は、そうは思わず、「バブルは崩壊する」と、予言したのであります。
そして、予言は見事的中したのです。
そこが、地べたを這いずり回って生きている筆者と、ノホホンと生きている者との違いであったのでした。
ということで、次の動画をご覧下さい。
5年後から見れば、今の日本はおかしい?と思われていることでしょう。