なんと!衆議院で安保理法案が可決され、集団的自衛権を含む法律ができてしまった。
若い人達は、「それって、そんなにあぶないの?」とか、「戦争は自衛隊が行くから僕には関係ないよ!」と思っていることでしょう。
しかし、大学生のあなたは間違いなく徴兵されることになるのです。
なぜだかわかりますか?
本来、今自衛隊に入隊している人は戦争に行かなくても良いから自衛隊に入隊しているのです。
自衛隊は憲法9条で戦争放棄を謳っているので、軍隊ではなく、あくまでも日本を守る為の自衛組織でした。
しかし、集団的自衛権というのは日本が中国から攻撃されなくても、日本の同盟国のアメリカが中国から攻撃されれば、日本は戦争に巻き込まれます。
「中国がアメリカを攻撃するわけないだろ!」とあなたは言うかもしれませんね。そうかも知れません。
だが、中古の使い物にならないアメリカの戦艦を東シナ海でアメリカが勝手に爆破しといて、中国の戦艦に攻撃を受けたと言えば、戦争が成立します。
日中戦争が開戦すると、自衛隊員の多くは辞めていきます。
彼らにも、自分だけならともかく、家族がいて子供を養っていかなければならないので死ぬわけにはいきませんからね。(当然のことですが)
辞めると言っても辞めさせて貰えるワケがないので辞表を自衛隊宿舎の枕元に置いて夜逃げとなることでしょう。
開戦から数日間で、自衛隊は除隊者が多数出て、本来の自衛隊としての機能を失います。
人がいなければ、船も戦車も動かせないので、しかたなく徴兵制が引かれるというわけなのです。
選挙権を20歳から18歳に引き下げた理由は、大学生にも戦争に参加して欲しいからです。
「選挙権を持っているお前らが選んだ政府が決めたんだから、それに従え!」という理屈なのです。
「大学生が戦争行くわけないだろ!バカな!」とあなたはまだ、思っているかも知れません。
じゃ~下の写真はどうでしょうか?
70年前、大学生は在学中は戦争に参加しないハズだったが、軍人が少ないという理由で本人の意思とは別に戦争へ参加させられました。
学徒出陣ですね。
当時の早稲田、明治、法政、立教等の学生が実際の戦争に行ったのです。事実ですよ。
アメリカは軍産複合経済で成り立っています。
たくさん、飛行機や戦車、銃や砲弾を製造して消費しないと国が潰ぶてしまいます。
ですから、無理やりでも、屁理屈をこねても戦争をしなければならないのです。
本来は日本の憲法9条を改正して、戦争をできる国にしたかったのですが、それには間に合わず、安部政権でも「屁理屈をこねてでもいいから戦争をできるようにしろ!」とアメリカからせかされているのです。