9月に開催されたケンタッキーダービー。

 

無観客の中で響き渡るマイ オールド ケンタッキー ホーム。

 

静寂に包まれはじまった偉大なる2分間。

オーセンティックが大外枠、スタートひと息から

ハナへ。

 

最後の二枚腰。

これぞケンタッキーダービー。

偉大すぎる2分間だった。

 

競馬はウイルスに負けない。

そしてそれはウイルスに屈しないように

懸命に戦うホースマンの魂。

 

日本の競馬関係者にも

改めて敬服したい。JRAは一切スケジュールを

狂わせずに競馬を進めている。

 

進めることの困難さ。

止まらない力。

 

それがコロナウイルスによって

明らかになったこと。

 

当たり前が消え、

日常や常識が覆された世界で

新たな局面が生まれ、それを

越える人、方向転換する人、立ち止まる人、

退く人。

 

様々な人々の心模様がウイルスによって

浮かびあがった。

 

だったらあんたは?

オレはどうなんだろ。

幸いにも変わらずに競馬を毎週楽しんでいる。

これがどれだけ尊いことなのか。

間もなく九州を襲う台風10号の不気味な渦巻き

を目にしながら、再確認した。

 

新潟記念

長岡禎仁騎手とアールスター。

元来は高速馬場よりやや時計がかかる

芝向き。早い上がり時計が出ない今年の

新潟は願ってもない舞台。

小倉記念組、過去10年前走脚質別成績から

小倉記念で中団から競馬した馬は

【5-2-1-13】勝率23.8%、複勝率38.1%

アールスターは4角で下がったが、

中団前で展開、ペースに恵まれたわけではない。

 

ちょっと事情があって、

札幌2歳Sはユーバーレーベンに勝ってもらいたい。

 

複雑なものではなく、

単純に私のPOG指名馬だから。

 

札幌2歳Sは血統を考えても絶好の舞台。

ここを勝っておかないとその後は高速馬場が

続く舞台。新馬を勝ったときのような重馬場が

理想な同馬にとって洋芝の札幌、開催最終週

は願ってもないチャンス。

 

勝てるデータを探してみた。

 

過去10年札幌2歳Sでは

前走新馬だった馬【5-4-7-56】

このなかで前走が東京だった馬【1-0-0-1】

 

ただ、新馬勝ちの着差がタイム差なし

【0-0-1-11】

 

余裕がない状態で新馬を勝った馬

はその後に余力がないか単純に

重賞レベルほど強くないか。

 

あまり動かない戸崎圭太騎手がこの馬のために

札幌遠征というのは強調できるか。

 

戸崎圭太騎手×札幌芝(過去10年)

【4-6-7-50】

札幌騎乗は近年はワールドオールスタージョッキーズシリーズ

ぐらい。

なお芝1800mは【1-0-0-11】。

 

こう考えると

ユーバーレーベン、ちょっと苦しい。

 

新馬をそれなりの着差をつけた馬となると、

ピンクカメハメハ、カガフラッシュ、バスラットレオン、

ウインルーア、ソダシ。

 

前走後方からレースをした馬が穴になりやすい

というデータから初角が14頭立て10番手だった

カガフラッシュが刺激的。

 

ユーバーレーベン、がんばってね。

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに綾辻行人氏の『十角館の殺人』を読み直した。

 

初読は20年以上前。たぶん、高校生の頃だった。

 

中学時代、ひとりだれにも読ませずに推理小説もどきを

書いていたあの頃を読みながら回想しつつ、一気に読んだ。

 

この一気に読む、読みだすとどうにも止まらない感覚を

得られる、推理小説特有の読み心地がたまらない。

 

当時、新本格推理小説なんて言葉が躍っていた。

社会派ミステリー、トラベルミステリーが全盛の時代に

あらわれた綾辻行人氏は推理小説界の新星だった。

 

絶海の孤島、雪に閉ざれた山荘。

 

密室トリックもいいが、設定自体が密室というのは

古きよきミステリーの王道。

 

あの頃、こんな設定は古典だった。つまり、

そういった舞台を描く生きた作家はいなかった。

だからこそ、綾辻行人氏の新本格推理小説に

私は夢中になった。現代にこんなコテコテの推理小説を

書く作家がいるとは。現在進行形で読める館シリーズを

新刊が出るたびにすべて読んだ。

 

で、『十角館の殺人』を読んだ私、ほぼ無意識に書店で

『水車館の殺人』の新装改訂版を購入。これは

もう止まらない。京極夏彦の百鬼夜行シリーズは

いつ出るか皆目見当がつかないが、

館シリーズもまだ新刊が出る可能性がありそうだ。

 

いつ出るのかわからない新刊を待つ感覚も

彼ら新本格を書く生きた作家がいるおかげで体験できる。

 

館シリーズを読み終えるころ、秋は深まっているだろうか。

 

新潟2歳S

この夏新潟の勝ちっぷり目立ったのは

ショックアクション。高レベルの2場開催中での

パフォーマンスだけに価値は高い。