9月の3日間開催。

初日の中山メインはレインボーS。

サブタイトルにウインズ錦糸町開設70周年記念とつく。

 

競馬をはじめた当初、一番通ったウインズが錦糸町。

自宅から朝バスで行き、A館の長いエスカレーターをあがり、

大きなモニターがあるフロアで一日過ごすか、馬券を先にすべて

買い、バスに乗って帰宅、テレビ観戦するか。当時の自宅から

最寄りのウインズだっただけによく通った。

 

ウインズに通わなければ馬券を買えず、競馬に参加できなかった時代があった。

みんな定宿のごとく週末はウインズに集まったものだ。

ウインズ錦糸町でも毎週必ず顔を見かける人がいた。話はせずとも

なんとなくお互いがその存在を確認するような気配があった。

 

競馬が好きな人の気配は不思議と感じ、わかるもの。

 

前の職場は見るからにそんな気配に満ちた不思議な場所。

その前の職場もその気配がそこいらでしていた。

 

今の職場はどうなんだろうか。

フロアからはあまりその気配はしないかもしれない。

ただし本館に渡ると気配がする。

 

不思議なものだ。

 

身銭を切ってなぞ解きに挑む。

鉄火場の気配は元号が令和になれど

変わりはしない。

 

早く鉄火場に戻りたいものだ。

 

レインボーS

原因不明の時計がかかる中山の芝。

ドナアトラエンテは例年の高速馬場なら

あきらめるが、いまの馬場なら逆らう価値はある。

3勝クラスのペースに馴染んできたコスモカレンドゥラ

を狙う。2勝クラスの勝ち時計は東京芝2000mで

2分フラット。厳しい馬場になった夏の福島

3着は価値がある。

 

最終レースの時間帯になると、

地下1階をフラフラする。

 

だいたい負けている。

一発逆転を託す馬を探しながらである。

 

外れたらその気にならないからと

ポテトかフランクフルトを買い、

行きつけのスタンドでコーラを飲む。

 

最後のレースさえ勝てればいい。

贅沢は言わない。

西船橋までのおけら道を歩けるぐらい

の力がほしい。

 

土曜の午後4時を過ぎたころ、

私の意識は中山競馬場の地下に飛んだ。

 

競馬場から帰る気力も必要ない

書斎競馬はそれはそれで悪くはない。

負けたら口座の残高は消えるが

財布の現金はなくならない。

 

レースを終えるごとに減っていく

財布に感じるチクチクとした胸の痛みと

スリル、競馬場に戻らなきゃいけない。

 

セントウルS

GⅠ組かサマー組。サマー組で注目は

前走GⅢ上位人気だった馬。

2番人気だった馬は【2-2-1-5】

北九州記念2人気9着タイセイアベニールが

意地を見せる。

 

京成杯AH

こちらはサマーマイルシリーズ最終戦ながら

前走マイル組が大不振なややこしいレース。

関東馬が8勝が奮戦。その条件は前走上位人気で

勝利した馬。

該当するアフランシールはハイレベルな2場開催中の

新潟で3勝クラスを突破。今回は距離延長。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

競馬が中山に戻ってきた。

 

競馬場に行かれない事実が頭をよぎる。

いつになったら中山競馬場に行かれるだろうか。

最後に行ったのは寒風厳しい真冬だった。

 

地下のスタンドでコーラを買い、フライドチキンやラーメンを食べ、

1Fへあがりパドックに寄り、馬券を買い、北風吹きつけるスタンドで

競馬を眺める。疲れたメディアホールで暖をとり、グリーンチャンネル観戦に

切りかえる。

 

なんでもない休日がなかなか戻ってこない。

 

競馬ができるだけでも幸せなんだが、

どうしても早く普段の光景を取り戻したくもなってしまう。

 

紫苑S

枠順を見た瞬間で本命が決まった。

キズナ産駒の芝枠番別成績

1枠【10-4-5-48】勝率14.9%

8枠【15-9-10-78】勝率13.4%

キズナ産駒はダートの内枠や芝の最内、大外など

一見厳しい条件でこそ走る。

逆境に強いのがキズナの特徴。

 

ショウナンハレルヤしか目に入らない。