だいぶ前になっちゃたけど
8月17日(土)14時

妻の感覚 観劇しました
@下北沢・東演パラータ



東演パラータ…初めて行きました
フライヤーの裏には下北沢駅からの地図の下に
徒歩15分と書いてありました

下北の劇場といえば本多とかオフオフとか
駅からすぐ目の前の劇場に行くことが多くて
スズナリあたりでも
ちょっと歩くなーえーって感覚なので

初めての道を地図を見ながら
炎天下にひとり黙々と歩いていると
もう体感30分は超えていました笑

閑静な住宅街をひたすら歩いて
梅ヶ丘通りを渡ってしばらく行って
やっと着いた時にはもう
汗だくで化粧もドロドロでした笑

キャパ70席ほどの小劇場ながら
天井も高く客席もしっかりしていました

さて
上演作品の妻の感覚ですが
物語は、、、

山で迷子になった女は
熊に助けられ、妻となった
森に置き去りにされた男は
女に命を救われた
ある日、猟師は洞穴で女を見つけ
熊との間に出来た赤ん坊を殺し
村へ連れ戻した
だが女は、また熊を探しに家を出る
女は、男は、何を求めて生きるのか

劇団青年座「妻の感覚」HPより
抜粋させていただきましたが
これを読んだだけでは
なんのことやら??滝汗ですよね

これ読んで
なんとなく冬眠熊🐻を思い出した方
いませんか?



ぐはぁ〜懐かしシリーズ第二弾照れ

多根彦さん!!!美形!!!


冬眠熊🐻で熊や犬と契りを交わす場面

ありましたよね

(ちょっと記憶が曖昧ですが💦)


妻の感覚は韓国の戯曲なのですが

韓国では人間と熊が結婚する

伝説?神話?がたくさんあるそうです


この物語で森の中で迷い

熊に助けられ妻となった女性は

その後人間社会に戻り

人間の男性と結婚しますが

そこでは女性を性の対象として見る

エロじじいに会ったり

夫の仕事がうまくいかず不仲になったり

理不尽なことや憤慨することばかり

女性は森の中で暮らした日々を思い出し

「あの人(熊)は優しかった…」と

懐かしむのです


豊かに進んだ人間社会への皮肉のようにも

複雑な人間関係に疲れて病んでしまう人への

警鐘のようにも思え

いろんな見方ができる深い作品でした




さて、終演後

劇場を後にしたわたしは

下北沢とは反対方向へ歩き出しました


時刻は16時過ぎ

陽は傾きかけてきたとはいえ

まだ強い西陽のなか

再び世田谷の高級住宅街を

日傘をさしてテクテク歩いて行きました


途中こーんなキツい坂道を上がり不安



住宅地を抜けると……



え、こんなところに?


忽然と姿を現したのは…







〜由縁別邸 代田〜

温泉旅館ですデレデレ




前々から気になってたんだけど

下北沢まで来たからちょっと外観だけでも

見てみたくて来てみました


いやほんとに

都会の住宅街にこんな素敵な旅館が

建ってるなんて

なんだかキツネにつままれたみたい笑

しばらく見惚れてしまいましたよ


ここだけ京都かと思うくらい飛び出すハート


下矢印ここは斜向かいにあるSOJYU spa




たくさん歩いたのと暑さで

疲労困憊だったので

ゆったり温泉に浸かって

マッサージなんてしてもらえたら

そりゃ最高だけど

この日は外から偵察(?)だけで
渋々帰りました

この由縁別邸前の遊歩道を少し歩いて
ふと見ると


なんだ、世田谷代田駅のすぐ裏だったのね


表側にまわると


はい、めめ担さんの聖地キラキラ


もうね、暑すぎてだーれも歩いてなかった笑


由縁別邸は日帰りプランもあるそうなので

お手軽にちょっと行ってみたいですね照れ



8月11日(日)マチネ
大好きな
イキウメ

「奇ッ怪
小泉八雲から聞いた話」

観劇しましたキラキラ
@東京芸術劇場シアターイースト


【ある事件を追ってひなびた旅館に
たどり着いた二人の刑事
そこで出会った男や旅館の女将などによって
かわるがわる語られる奇ッ怪な物語…魂


2009年初演だそうですが
今回初めて再演を観ることができました

2016年に
イキウメとの出会いとなる
遠野物語・奇ッ怪 其ノ参
を観てその独特な世界観に
たちまち魅了されました


その時から奇ッ怪シリーズ第一弾である
小泉八雲から聞いた話
観てみたいと思っていたので
念願叶って…となりました


2020年に亀梨くんが主演した
迷子の時間
〜語る室2020〜
観劇した方はわかると思うのですが
前川知大さんの作る作品というのは
日常の裏側に潜む異世界や
時間や場所を継ぎ目なく繋いで
時空を超えて展開するストーリーが特徴的で
観ていて「ん?なんで??」って
わからなくなったりすることも多々あり笑
(それがまた楽しいのですが)

それに比べてこの奇ッ怪はざっくり言えば
怪談話を順番に披露してゆくだけの話で
なかには牡丹灯籠とかみんな知ってる
有名な怪談もあり
非常に馴染みやすいニコニコ

二人の刑事が追っている事件が
絡んできて徐々に解き明かされる…
という結末も全く予想外!!
…というほどでもない

すべてが
シンプルかつわかりやすい照れ

でもだからと言って

物足りない
とか
イキウメらしくない
とか

そんなことは全然なくて
むしろシンプルでわかりやすいからこそ
脚本、演出が無駄なく練られているのが
感じられるし

役者さんたちの誤魔化しのきかない
演技力の高さが際立ちますキラキラ

怪談話はセリフで語られるのではなく
劇中劇として演じられるので
 その場で役者さんたちが 
入れ替わり立ち替わり
一人何役も演じ分けていく様も
 イキウメらしさが出ていたように思います 


浜田信也さん、安井順平さん、盛隆二さん、
森下創さん、大窪人衛さん…

前川さんの絶大な信頼による
安定のイキウメメンバーは
チームワークもばつぐん!

浜田さんの
“旅館に長逗留して小説を書く男”
という設定も浜田さんにピッタリすぎて
ニヤけてしまいました

幕開きと幕切れで
舞台上部からサラサラと落ちてくる
一筋の砂が照明に照らされ
儚げに光っているのがとても美しく
小泉八雲の怪談の本質を
表しているように見えました

暑い夏にふさわしい
ひんやり寒くなる怪談の数々
ご興味ある方ぜひ!



アタイなんざもう

ひんやりを通り越して

ゾクゾクしすぎちゃって

日焼け止め用に首に巻いてったストールを

肩にぐるぐる巻きつけて

震えながら観てたわさ🌀


帰りの電車の中で

安井純平さんのX見たら


「劇場内は

冷房がかなり効いているので

一枚羽織をお持ちいただくと

快適にご観劇できます」


と、つぶやかれておりました

クーー!行く前に見ればよかた…悲しい



奇ッ怪、もう1公演チケット取れてるので

次はしっかり羽織物持参で

楽しみたいと思います飛び出すハート



余談ですが…

フェデリコ第一幕が終わり休憩中
トイレから戻るときに通路脇の客席に

中村獅童さん主演舞台
「青い瞳」
上田くんと共演していた
竪山隼太(たてやまはやた)さん
が座っているのに気づきました

青い瞳では上田くん演じるサムと同じ
チンピラグループのアライ役を
演じていました

当時からこの実力ある
将来有望な若者を
応援していたアタイは
隼太さんが出演する舞台があると
ちょくちょく見に行って
かげながら成長を見守っておりました

青い瞳以降も隼太さんは
上田くんの舞台があるたび
欠かさず観に行っていたようなので
今回のフェデリコもどこかの
タイミングで観に行くんだろうな
とは思っていましたが

まさか自分の観劇日に
遭遇するとは思わず
あ!と気づいたと同時に
普通に「隼太さん!」て
声が出てました爆笑

はい?と顔を上げて
不思議そうにアタイを見る隼太さん
焦るアタイ笑笑滝汗

「あ、あの…ファンですアセアセ
アワアワとそう言うと
不審げな表情がパッと明るくなり

「ありがとうございますキラキラ
ぺこりと頭を下げる隼太さん

「先日の新国立(劇場)のデカローグも
拝見しました、応援してます」

「ああ、ありがとうございます!
精進します」

「あ…じゃあ…あのー
頑張ってくださいあせる

ヘコヘコとあたまを下げ
自分の座席へ戻るアタイ

今思い出しても
挙動不審過ぎて顔から火が出そう炎

第一声「ファンです」て…タラー
まずいきなり声かけたこと謝れやプンプン

今や、2年前から
ロングラン上演中の舞台
ハリーポッターと呪いの子
初代キャストの
ロン・ウィーズリー役を
演じるまでになり
名実ともに売れっ子の
舞台俳優の隼太さん

とても気軽に声をかけられるような
お方ではないのに不躾に
お名前を呼んで話しかけるBBAに
優しく謙虚に受け答えしてくださり
ほんとにありがとうございました

これからも密かに応援し続けます飛び出すハート



懐かしいね〜キューン

上田くん若〜〜い照れ

左下に並んでる人々の右から二人目が

アライさん役の竪山隼太さんですね