クリオウオウ・リッジ・トレイル -2- | Happy Paceをさがして。。

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「OMG」

クリオウオウ・リッジ・トレイル終盤戦。
 
しばらくは下山する方々と、たまーにすれ違う位でしたが
ようやく登山中の方と出会いました。

トレイルもほぼ終盤に差し掛かった休憩所です。
軽い休憩中に、女性ハイカーと一緒になりました。
 
記念に一枚パチリ。

後から来た彼女は、息が上がっていて
頂上で会いましょうと。 にしても、軽装でした (゚ー゚; 

 
泥んこで何だか分かりませんが、靴に付いた汚れを落としてねと
外来種をこの先に持ち込まない様にする為のブラシですね。

ゴシゴシしても、泥んこですが (・・;) 

いよいよ足元がMuddy&Slippey 、登りでこんなに滑ってたら
帰りはどれだけ滑るのさと・・・(・Θ・;) 

 
ご丁寧に、階段に案内まで。
山頂はガスに覆われているのは容易に想像できますが、
この不穏な雰囲気でも、それなりに楽しいのが不思議。

 
たかだか 600m ほどの山ですが・・・
こうして観ると 随分、遠くへ来たような。

 
赤い木の実が生っています。
こういう植物の名前も分かると更に楽しいのですが。

そして、辿り着きました。
クリオウオウ・リッジ・トレイルの終点です。
 
本来、この向こうにはきれいな海、青空がパァ~ッと見えるのですが。

下を覗けば、冷え切ったガスが強く吹き上げます。

なんだか寒いです。 

冷たいガスがびゅんびゅん吹き荒れます。

ここ、何処なの (;´Д`)?? 

これもオアフ独特の自然が織りなす業でしょう。

ここで先のハイカーと合流しました。
彼女も「イッツァ ノービュー。。。」と残念がってます。

お互い、こんな写真を撮り合いました。
 
無念・・・(ノ_-。) な感じで。

お互いにガスに包まれてボーっとするしかない状況。

冷たいガスはどんどん立ち込めて、視界も狭くなります。
震える位の寒さです。
ハワイで600m の山でこれか・・・という位の想定外。

早めに帰ろうと、一緒に下山する事になりました。
まぁ、何も見えませんでしたが、
クリオウオウの道中はなかなかアドベンチャーで楽しいです。

所々で写真を撮り合ったりしてました。
 

クリオウオウ、木々のゲートです。
 
ぶら下がっております。
ここはかなり時間を費やした様な (ノ∀`)

やれ飛んだ方が良いだの、カンフーキックが良いだの。

カンフーキック・・・(ノ´▽`)ノ

下山も近付けば。
 
海が見えると安心します。

「さっきはフリーザー(冷凍庫)みたいだったわね!」
笑いながら下山してました。

標高が低くなれば、温かく、じりじりと暑くなりますが
600m 程度の山でもオアフでは随分と、そのピークまでの過程で
気候が変化するなぁ、と思いました。

季節を問わず、筑波山を登るのですが、
こんな変化を殆ど感じなかったので
一つ勉強になりました。

 
来年はクリオウオウ・リッジよりも高い山を登ろうと
幾つか候補に挙げているので、装備の参考にしておきたいなと。

帰路、同行した彼女はてっきり現地の人かと思ったら
カリフォルニアからハワイカイに住む友人を訪ねて来たそうです。


そんなこんなで無事に下山したクリオウオウ・リッジ・トレイルは
登り 2時間半、下り 2時間の道中。

帰りにもう一度、クリオウオウリッジを振り返ると。。。
 
出発前より山頂付近は、しっかり雲が掛かっております。

これを見て、山頂からの景色が拝めないとしても
ここまで来て予定変更は出来ないよなぁーと。

仕方ないよ。相手は自然だから。
 
自然を楽しむって、色々な変化を受け入れる事。
そういう事ですから。

因みにクリオウオウ・リッジ・トレイルは "End Of Trail" の左側から
尾根を伝うトレイルがあります。

相当なリスクを背負うのですが、自分の事ですから、
きっと興味本位でトレイルを続けたかも知れませんし
事故に遭う事も想像に難くありません。

そういう意味で、止めておきなさいと言う警告であったと
受け止めておきました。


下山すると、シューズから脚まで泥んこ (ノ∀`)

4時間に渡る、オトナの泥遊びでした ( ´艸`)