初演は、これだ!こっちだ!と思うままに突き進み、できる限りの手を尽くし、作品を形にし、どっぷり世界を体験し、それで良いものなのですが、
再演となると、まず新鮮味を失いつつある自分と作品を目の前に、新しい一面を探していく、トンネルの中の掘削作業のような地味さが。
新鮮味を失っている自分にがっつり向き合わなきゃいけないですし、
「これだ!」っていう発見も、なかなか見つかりづらくなっていますし、
高度です。
常に、なんかスッキリしません。
あがいてもがいてる感じ……
かえって選択肢も広がるし、迷いがちな毎日。
ああ……
それでも、
ヒットを打ちたいのです。
「それなりの作品」じゃ嫌なんです。
悔しいし、苦しい……!!
明日も稽古、とにかくフレッシュさを大切に進みたいと思います。
なんだかんだ言ってとても好きな作品なので、お別れするのもつらいし、このままモヤモヤしながらじゃイヤだなーと思っております。はやくこの霧が晴れたらいいなあ。
明日も、稽古。
楽しみます。