PSA-ASIA プロ登録費 に想うこと | じゃけ通信

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プロスノーボーダー荒巻陽子のブログ
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徒然日記

 
この冬のお話しです。昨シーズンはスノーボードプロツアーのアルパインレースは1戦も開催されませんでした。
 
他のカテゴリーでも開催出来たのはスノーボードクロス1戦のみ
 
しかし、更新の通知に書いてあった年度登録費は例年通りの金額69000円。
 
ちなみにエントリー費は別途、まあまあいい金額がかかりますガーン
 
でも私はそのハードルが、
このステージで戦う意思のあるコンペティターと戦う意思表示のようなものだとおもってきました。
 
だってプロ戦は本当に面白いし感動を伝えられる舞台だから!
 
 
結婚、出産、子育ての中でも雪上に立ち続けるのはもちろんスノーボード自体が人生を狂わせるくらい魅力的で、同じ想いがある仲間がいてくれるからだけど、
 
私にはプロ戦で戦える場があるという目標があるからこそトレーニングも細々とつづけてこれたと思っています
環の出産後のプロ戦復帰でスタート台に立てた時はどれだけ嬉しかったか
 
 
  
そして、今季の全戦中止の通達に、
再度の復帰を目標にモチベーションを繋ぎ止めていたわたしにとって、どれだけガックリしたことか、、。(心の片隅でほんの少しだけほっとしたのも事実ですがニヤニヤ
 
 
 

 
 
さて、 
プロスノーボード協会、通称(PSA ASIA)とは
 
正式名称はPSAPro Snowboarders Association ASIAといいます。
 
アジアエリアの各国協会公認プロによる選手会です。
 
現在、PSAの公認大会には残念ながらあまりスポンサーは集まっていません。
なので組織の維持はもちろん、開催するための運営費などそのほとんどを選手からの登録費用で賄うので
 
今季に関して言うとすべてのカテゴリー合わせても大会を1戦しか行っていないということは経費の多くが使われずに済んだといわけです。
 
シーズンで1戦しか開催出来なかった理由は
前代未聞の小雪とコロナの影響によるもので仕方ないと思います。
 
ただ、【大会を開催するための任意団体】がシーズンで1戦しか出来なかったのことをなんの弁明も無しで次年度満額請求ということに、なんだか違和感を感じましたねー
 
そのまま更新の支払いをしたくない、、というのが本音だとおもっていたところに、
 
監査役の役員さんから今季の決算書に不明な点があり
決算関係に弁護士が介入しているというメールが届いたのです。
 

 
 
 
私はPSAメンバーとして活動を始めて17年になりますが、
 
今まで会員でありながら決算書をきちんとみたことがなかったことを反省、、、
 
改めて見直してみるとたしかに疑問点があちこちに、、、
 
 
今年のPSAの全ての大会中止決定に至ったタイムラインについて、よくよく聞いてみたところ、
3月頭、理事の方の1人はなんとかプロ戦を開催出来ないかと開催予定のスキー場で大会開催の可否の奔走を現場で行なっている最中に
会長の一存で突如、今季の全ての大会の中止決定の連絡がスキー場さんへ直接回ったということを聞き
 
【理事会をスルーした早急な中止決定の理由って何?】
 
と、疑問点が湧いてきたのでした
 
また、私がサポートしていただいてるスノサウルス様をはじめ、4社だったかな?が
初の試みであるアルペンレースのビブスポンサーになってくださっていましたが、
各スポンサー様にもなんの弁明も連絡もないということを聞き、
 
せっかく力添えをしてくださったスポンサー様に対してメンバーの一員として、申し訳ない、やるせない気持ちになったのでした。。
 
ちなみに、5月8日付けでPSAからメンバーズオンリーのインフォメーションに
余剰金500万あまりを次年度の大会運営に使うことが理事会で決定されたとアップされましたが、
翌日9日のインフォメーションには
正式に弁護士が4名調査に入るという説明とともに、
理事会が正常に機能していないという文面も書かれており疑問と不安点が多く残った状態です。
 
 
こんな身内のドタバタをブログに書きたくなかったのですが、
 
PSAは選手で作る任意団体であり、
私達メンバーでもう一度真剣に考えて、スノーボードの魅力を伝えられる機会を作っていきたい。
 
まずは一日も早くこのモヤモヤが晴れる説明を聞き、今年も胸を張ってPSAメンバーの一員としての活動をしていきたいと願っています。