続!サントリー・セサミンEX | 元祖!ジェイク鈴木回想録

元祖!ジェイク鈴木回想録

私の記憶や記録とともに〝あの頃〟にレイドバックしてみませんか?

 
 


 事実のみを記す。
 
■2021年10月08日(金) 10:00頃
 
 通常6日連続の仕事を10日連続に延ばして、体力的にやや不安があったため、約3か月半、机の上に置きっ放しにしておきながら服用を停止していたセサミンEX錠を、滋養強壮の目的で4粒ほど服用してみた。
 
 何たって、120粒で¥5,940も支払って購入した高額商品だからな! 1粒49.5円! この度、また値上げされたタバコ1本よりも高い! 1回4粒なら198円! 安い販売機で買えるRedBull1本よりも高い!
 それがまだ84粒、即ち4,158円分も残っていたんだからな!
 
 使わないテはないと、セコく考えたのは確かに己のミスだった。
 
 効果はやはりテキ面で、仕事はそれなりに出来た。久方振りの服用で、僅か4粒だけでも集中力を高めるような効果は、たぶんもう絶対に間違いない。
 だが・・。
 
 
 
■2021年10月09日(土)
 
 前回の大打撃があるからな。この日は服用せず、1日、間を開けて様子をみたが、特に異常は認識出来なかった。この日は、な。
 
 
 
■2021年10月10日(日) 10:00頃
 
 チョーシこいて、また4粒ほど服用。効果はやはりテキ面で、仕事はそれなり以上に出来た。因みに〝1日4粒を毎日〟が推奨量だから、その50%で試してみたワケだ。
 
 だが!
 
 
 
■2021年10月11日(月) 16:00頃
 
 寝て起きたら・・、腰廻りの大激痛!!!
 
 至って寝相が悪く、その時も映画『BACK TO THE FUTURE』のマーティー・マクフライのようなアクロバティックな体勢で寝ていたため、当初は腰部の整形外科的な痛みかと高を括っていた。
 だが痛い。激痛い。23歳の時に虫垂炎をこじらせた際には、ギターを弾いたり海で泳いだりもしたが、それどころではない。立っても座っても寝てもいられない。まさに七転八倒!
 
 更に強烈な便意に苛まされ、幾度となくトイレに駆け込むものの、出ない以前に排便の感覚がまったくなく、便器の底を向いたケツはシーンとしている・・。
 かつてない異常な感覚。
 
 腸閉塞ってヤツか?と、勝手に素人推測。
 
 そして最大の異常として、晩めしを喰う気さえ起こらず、結局、喰わず、睡眠不足もあって21:15頃また寝てしまったが、眠ることが出来たのは、むしろ不幸中の幸いだった。
 
 
 
■2021年10月12日(火) 1:30頃
 
 相変わらず、えせ便意に苛まされ続けるが、シカトしてパソコンに向かっていると、案外、気が紛れることを発見。
 だが、えせ便意は情け容赦なく、時間差攻撃で襲ってくる。仕方なく無駄なトイレに行って戻れば、痛い!痛い!痛えええっ!!!
 
 痛みには激弱い。ちょっとやそっとでも痛い!痛い!と大袈裟に騒ぐ。
胃がんの検診で胃カメラを飲まされた際は、喉に局所麻酔を打っているのに、騒ぐどころかバタバタ暴れまくるので、病院中から男性の医師やスタッフが呼び寄せられて、確か全部で6人に押さえ込まれて、ようやく飲み込まされた。
 ンな大迷惑千万は無論、百も承知しているが、生まれつき搭載されているオートマチック防御機能が勝手に動作してしまうのだ。
 つまり、防御本能が極めて高い。
自転車や単車には乗りたいとさえ思わず、電車やバスは進行方向に向かって左側に立ったり座ったりする。2000年3月に中目黒駅の広尾寄りで起きた事故で亡くなられた方々は、電車と電車の間に挟まれて身体を引きちぎられたそうだからな。
 
 
 
□同日 4:15頃
 
 遂に自ら119番して救急車を呼び、ンな時間に近所で大騒ぎになるのは極めて恰好悪いので、到着した救急車には自らこそこそと徒歩で向かい、市内のよく知らない病院に搬送されて、CTスキャンの結果、尿管結石と判明。
 
 何だよ?それ・・。
 
 
 
□同日 6:00頃
 
 タクシーで帰宅すると、病院で座薬(:これがまた大嫌い!)の痛み止めを受けたせいか、痛みは治まったものの、便意!便意!便意!便意!の大連続! この日は結局、計13回も便所に通い、私の場合は便が出ようが出まいが必ずウォシュレットを使用するため、トイレット・ペーパーを1日で丸々1本、1人で芯だけにした。
 
 
 
□同日 15:00頃
 
 便意が治まったので、大学時代のボクシング部のOB会の毎年恒例の懇親会のコロナに依る延期の連絡などに従事。そーいうことやブログの改訂等々、パソコン作業に限っては、何故か特に滞りもなく順調に進む。
 根っからのデスク・ワーカーで、根っからのパソコン居士なんだな、たぶん。
 
 また当然、自身にとっては全くの未知というか、全くの無関係だった尿管結石という病気について調べまくる。
 
「いち早く石を落とす(:体外に放出する)には縄跳びが効果的」なる泌尿器科医の推薦から、ボクシングの練習で使うWinningのスキッピング・ロープを購入しようと楽天まで観たが、1本6,000円もするので却下。ンなもん、大学のボクシング部には部員の数よりも沢山在ったんで、次回出向いた際に1本ガメて来ようと思ったものの、スキッピングは素手ではなく、長さ4mものバンテージをいちいち巻かなければならず、超〜面倒臭いから止メ止メ止メ止メ・・。
 
 
 
■2021年10月13日(水) 15:45頃
 
 救急搬送された際には肝心の小便が全く出なかったため、膀胱検査を含む精密検査を受けに再度、病院に行く。大事をとって、僅か3停留所程の距離をバスで予定していたものの、1時間に3本しかなく、時刻表を調べるのも面倒臭いので、雨の中を徒歩で。
 
 結果は「やっぱし」だった。
 
 整形外科と歯科以外の医者に行くと、あ、たまに整形外科でも、だが、医師には先ず大抵「何でこの程度で来るんだよ?」みたいな顔をされる。これも防御本能の表れか。
 前日のCTスキャンで確認されていた石は僅か2mm程度で、医師の机上のパソコンのモニタで原寸大にした程度では全く映らず、映っている腰の骨の大きさから2倍以上に拡大してようやく視認出来た程度。しかも当日撮影されたX線の映像では、全く確認出来ない程の小ささだった。
 
「これは違うんですか?」
 
 同じくらいの大きさの石、というか白い点を腎臓の中にもう1つ見付けて、そっちのほうが大事(おおごと)なんじゃね?と思いきや、イシを観るイシの表情は醒めていた。
 
 素人なりの乱暴な邪推に過ぎないが、ひょっとすると尿管結石なんぞ、よくあることなんじゃねーの? たまたま私は患ったことがなかっただけで。1廻りも歳下なのに、この20年間で4回も石を排出しているエキスパートも身近にいる。
 
 そこで、カマをかけてみた。
 
「石が出る時は判るもんなんですか?」
「判らずに、いつの間にか出てしまっていることもあります。特にこの程度の大きさでしたら。」
 
 だろうな。
 
 判った。つまり尿管結石・・、否、腎臓に石が出来るなんちゅうことは、ニキビや口内炎みたいに極々自然に度々発生していて、健康体であればあるほど自然に治癒してしまう。ガンなんかもそうなんじゃないの? がん検診たぁ、がんの有無ではなく、進行の度合いを見計らう検診かと。
 
 極めて健康体で且つ高性能な私の肉体は、これまで腎臓に石が出来ても極々小さなうちに体外に排出する機能が常にオートマチックに作動していた。
 それが〝急に〟狂った。していなかったことを〝急に〟したせいで。
 
 もう1つ気になったのは、度重なっていた、えせ便意だ。ネット上では特に見付けられなかったので、特別な個別症状だったのか?
 医師に尋ねたら、「有り得るかも知れません。」
 
 そう云えば前回、同サプリに依る大打撃を喰らった際に調べまくったら、セサミンEX錠の服用者にお腹を壊す・・、即ち、便意を催す人が5割近くもいた。私自身も服用を停止したら便意が若干悪くなったと、前回のブログに記してある。
 
 つまりだ。
私の腎臓内で珠に発生していた結石は、いつも通り直径2mm程に成長した段階で腎臓を出て、その日もいつも通り楽しく尿管を伝って膀胱を目指していたが、いつもとは異なるセサミンEXがやたらと便意を刺激して、尿管内の結石の進行を著しく阻害した。
 こんなところだったんじゃねーの?
 
 更に・・。
 
 
 
□同日 16:30頃
 
 泌尿器科の精密検査と診断が思っていたよりも早く終わったため、9月に別の医院で受診しておきながら、その診断結果を保留にしておいた、市のがん検診の結果を伺いにその医院をハシゴすると・・、
 肺がん、前立腺がん、大腸がんは特に異常なし!
 
 
 
■現在(:結論)
 
・自分は確かに既に高齢者ではあるが、ンなもん、すぐにいきなしなれるものではない
・肺がん、前立腺がん、大腸がんを患っている可能性は極めて低い
・投薬やサプリメントの習慣がほぼ全くないため、何か服用すればすぐに効く
・ここ数日間で〝急に〟やってみたことは、セサミンEXの服用のみ
・同サプリには今年の6月に大打撃を被っている
 
・この度の医療費 :約¥13,000也 ※交通費を含む
・この度の休業損害:約¥25,000也
        計:約¥38,000也
 
 
 決して愁訴だけではないが、私には合わないサプリメントだった、としておこう。
 
 
※画像:購入したセサミンEXの終焉だが、まだ76粒、3,762円分も残っていたんだから、だれか実験動物になられたい方に差し上げれば良かった哉・・。(笑)