思いんだら試練の道を
行くが男のど根性♪
某女性の友人から、
>しばらくはマリー・アントワネットの王宮生活をお楽しみ戴けますよう・・
みたいなお言葉を頂戴致したものの、生憎、私の本棚に週刊『マーガレット』及びそのコミックスはなく、あるのはやはり汗臭い『巨人の星』や『あしたのジョー』や、集英社なら『アストロ球団』くらい。一応、まともな社会人として、それもどうか?と常に案じつつ生きてきたものの、もういい。
この時代にそぐわない一徹オヤジ・・、否々、一徹ジジイだとしても、こういう生き方しかできねーんで。
DAMEN CORSET、それも試練の道だ。
全国の労働者諸君が毎月、給料から自動天引きされている健康保険組合から支給されている傷病手当金で、働きもせずに喰っていられるのは、確かに王宮生活みたいなもんだが、よくよく考えてみてもみなくても、私自身もバイトを含めたら半世紀近く天引きされ続けてきているワケで。
10割負担で¥43,670もするコルセットの7割、¥30,569を負担してくれるのも同保険組合。THANKS !!!>all
自己負担¥13,101のコルセットは、締め付けられる強度こそマリー・アントワネットの半分もなさそうだけど、何と云っても胸部から腹部が四六時中、圧迫されているので、唯々装着しているだけでも相当の体力を消耗している。
1回の呼吸で吸い込める酸素が限られているため、呼吸の回数が増え、心拍数も呼応して常に興奮状態ってカンジ。
通常は腹式、運動時は肺式のハイブリッド仕様の私でも、常に肺式では燃費が嵩む。
それはまるで、マラソンの高地トレーニングか。肺は元より、胸郭そのものが鍛えられているような。
前稿では『アストロ球団』の宇野 球一の胸部補強ギブスに例えたが、それはあくまでも観た目だけで、ンな知る人ぞ知るマニアックな装具よりも、皆様方もよくご存知の『巨人の星』の星 飛雄馬がガキの時分に嵌められていた、大リーグボール養成ギブスが妥当だろう。
文字通り、腰椎形成ギブスなんで。
当初は食欲さえ湧かなかった。不思議なくらい。
何たって四六時中、トレーニング中なので。
駅前のBURGER KINGの店頭に吊り提げられた大きなタペストリーのど真ん中にデカデカと掲載されている、パテが4枚も挟まれていて、1コ税込3千円超の巨大なハンバーガーの写真を観て、これまでなら先ず「いつか絶対に喰ってやる!」から、「でも高いから、誕生日とか!クリスマスとか!正月に!」まで、至って前向きで具体的な計画まで湧いていたのに、あら不思議。三菱UFJ銀行の外周にクドいほど掲げられている、木村 拓哉や石原さとみがニカッと笑った不気味な写真と同様、単なる街の景色の一部分に過ぎなくなってしまっていた。
拙くね?
「逃げちゃダメだ!」だったら、場合に依っては逃げるが勝ちだったり、逃げなきゃダメなケースもあると思われるけど、「喰わなくちゃダメだ!」はガキの時分からの自分の信条だ。
とは云え、家人は家人で家人の生活で忙しい。
となれば、私が私に喰わせないと、私が死んでしまう。
喰わないと!
幸いなことに、DAMEN CORSETは前面のテープで幾らでも緩められるし、外してしまう選択肢もある。
去る5月8日。発祥から45日目。装着の初日、それでもふだんよりはかなり控えめに、
・すき家の牛皿2倍盛り
・ご飯約1合
・こくうま約1/4パック
・西友のPick Deli×2種(ひじき煮、きんぴらゴボウ)
・トマト(中)×1コ
・インスタント味噌汁
を、並べてみたら、
何ぁ〜んてこたぁない。楽勝だった。デザートに菓子パン2コくらいだったら充分いける。そもそも「破れたハートを売りものに」ではなく、「壊れたケーツイを使いものに」するためのコルセットだ。
栄養の補給は必然だ。
特にカルシウムとビタミンD(だったか)。
骨粗鬆症の予防にもっとも効果が高い食物は納豆らしいが、生憎、私はライオンと同じく、納豆を喰わない種族の生物だ。
同じ種族で同イ歳の歯科医と殆ど同じ頃に奥歯を1本粉砕して、プロの所見は「単なる老化」だったが、それは納豆を喰わない種族の宿命に違いあるまい。あるまじろ。
納豆を喰わない種族には納豆に代わる食品が必要だ。幸いなことに、西友のPick Deliのひじき煮には、腐っていない大豆が数粒、混入されている。
カルシウムを補うために、最近、ガキの時分の自分がよく喰っていた、雪印の6Pチーズを復活している。それもやはり、同イ歳で同じようにタバコを吸う種族の大学教授に肖って。
前稿の如く、DAMEN CORSETは、
>毎日、寝る時と風呂に入る時以外はずっと
なので、食事中も着けたままだが、最近は食後、最低でも30分間は外すようにしている。
背中に異変が起こるからだ。
以前、ギャル曽根が何故あんなに沢山喰えるのか調べてみたら、何処かに「大喰いしている最中は内臓が全部、一時的に背中側に寄る」とあったので、たぶんそれなのだろう。
私の場合は喰う量の増大ではなく、コルセットで狭められている容量の激減のためだが、優勝の賞品が米俵1俵のマラソン大会があれば、東へ西へ、姉妹揃って参加して、その都度、米俵を持ち帰っていたという、あのモンスターに一歩。近付けたか!と思うと、感無量ではある。
また、装具師という名の装具のセールスマンも、
「(DAMEN CORSETは)内臓や脂肪が不規則に動いて腰椎やその周辺を刺激するのを防ぐ」
と宣っていて、その説明も自らの体感と一致している。
装着から約2週間、少なくてもズキッ!!!「うぎゃっ!」は、ほぼ皆無になった。しばらく続いていた「布団に寝ている状態から何分で立ち上がって1歩を踏み出せるか?」も、いつの間にか忘れてしまっていて、気が付けば便所で小便をしていたり。
背筋も伸びている。
洗面台の蛇口がやけに遠くなって、やけに使い辛え。これまで不自然に曲げていた背筋が正常な状態に戻りつつあるのは幾分、厄介であったりもする。
忘れていた過去の損傷が再発していたりもする。
特に食後のギャル曽根状態時に、背中の上のほう、肩甲骨の挾間のやや下にくる痛みは、中学3年だったから丁度半世紀前か。
体育のバレーボールのスパイクが上手くできたのがおもしろくて、得意になってやっていたら、右足の踵をネットに引っ掛けて、そのまま背中から床に叩き付けられて、衝撃で一瞬、呼吸が停まったものの、「こんなもん屁でもねー」とツッパって以来、そのまま。
左膝の水溜まりは、高齢の母を見舞いに行ったものの、母は20時頃寝てしまうため、余った時間を実家のすぐ近くに住んでいる妹宅に寄って、その後の相談をして、地元の最寄駅からの終バスを逃して、歩いて帰宅した日だから2023年1月8日。プレスリーや小泉 純一郎の誕生日だな。
歩道の傾斜にウエスタン・ブーツの踵をとられて、脛から下を極端に捻った。やっちまった!実感が確実にあった。
まあいいや。
口コミ2.3では当然なく、念のため、一応、調べてみたら、そこもまた2.6でしかなかった某大学病院の整形外科で次回、訊いておこう。ついでに左膝の水も抜いておいて戴こう。
折角、皆様方が自動天引きされている健康保険の傷病手当で喰い繋いでいる王宮生活・・、否々、試練の道なんだからな!
って、ことぉー。
※文中敬称略











