常滑旅情2023 ① ~やきもの散歩道・街並編~ | jakeのブログ 

jakeのブログ 

夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

先月末に「ここ、ど~こだ?」と書いて以降、放置状態になっていたネタを回収しますw。

 

 

先月の半ばに、カミさんとふたりで常滑の「やきもの散歩道」に行ってきました。

 

 

常滑訪問のきっかけは、我が息子がとあるカードゲーム大会にエントリーしたこと。その会場が愛知県常滑市にある愛知県国際展示場というところなのですが…

受付開始時刻が朝6時30分!ウチからこの会場までの所要時間が、車/電車どちらを利用しても大差ないのですし(早朝だからですが…)、よほど大丈夫だとは思うのですが、電車乗り遅れたりして、受付できなかったら参加できないので、じゃあ車で送ってこうと。

 

で、せっかく常滑まで行くのであれば、やきものの街でも観光しましょうか…ってな、ことになった次第。

 

出発は早朝5時。そんな時間なので高速道路はガラガラ…と言いたいところですが思っていたよりも車が多かったかな…。とはいえ、思ってたより多いレベルに過ぎないので、きわめて快調に走行し予定時間に、到着。

 

「がんばってこーい!」と息子を送り出し、港からASAYAKE(笑)を見てから…

 

「とりあえず朝食でも…」ってなことで、こちらのお店でモーニング。

 

地元密着!ってな感じのお店なので僕ら夫婦は“Legal Alien”ってな感じで少々肩身が狭かったのですがw、モーニング・セットはとても美味しかった♪

 

 

旅の目的地である「やきもの散歩道」についたのは8時頃。

計画時点で危惧していたことではあったのですが、あまりにも朝早すぎて、お店がどこも開いていないという…。

 

とはいえ、車の中で何時間も「ぼ~っ」としてるのも、もったいないですし、考え方を変えれば誰に気兼ねすることなく自由に散策できるタイミングでもあるので、散歩道に繰り出しました。

 

「やきもの散歩道」は、昭和初期頃に最盛期を迎えていた窯業集落がある小高い丘一帯を、窯や煙突といった、歴史的な産業遺産を巡る観光地として整備したスポット。

当時の雰囲気を感じることができる窯や煙突といった設備やさんぽ道を楽しむ観光客を迎える商業施設群、焼き物を生活に取り入れたスポットなどを楽しむことができます。

 

僕らが散策したのは、所要時間が1時間~6時間と紹介されているAコース。陶芸体験しつつカフェで休憩しつつ…という感じであれば半日楽しめるかな~という感じなのですが、僕らがここに到着したのは朝の8時。営業してる施設は皆無に等しかったので(寄り道を含めて)2時間ほどで回れました。

 

 

こちらの窯は「倒焔式角窯」。僕が生まれた1972年まで現役で活躍していたそうです。

 

築造当初は焼酎瓶や漬物用の広口瓶、途中から公共下水道用の厚陶管を焼いていたのだそうです。

 

 

 

 

土管で作られた擁壁が渋いッ!

“土管坂”。明治期の土管(左側)と昭和初期の焼酎瓶(右側)が壁面を覆っているこの景色は、「やきもの散歩道」を代表する風景&フォト・スポットとしても有名で、観光パンフレットなんかでも、よく見かけますね。

 

観光地あるあるですが、この坂、パンフレット写真から受けたイメージよりもずっと短くて…。プロ・カメラマンの撮影テクニックって、スゴいわ。

 

 

 

 

 

 

 

「やきもの散歩道」に残っている「窯」の中でも、圧巻だったのが、こちらの「登窯」。

 

 

解説によると、8つの焼成窯と高さの異なる10本の煙突をもつこの「登窯」は、国内に現存する登窯としては最大級なのだとか。

 

 

建造されたのは1887年頃(明治時代半ば)で、1974年(昭和49年)まで使用されていたというのだから、驚きです。

 

 

人工物と自然とのコントラストに、時代の流れを感じますね…。