『TSUBURAYA EXHIBITION 2023』の続きです。今回は、記念すべき“平成初期3部作”を特集!
左から「ウルトラマン ティガ(マルチ・タイプ)」「ウルトラマン ガイア(スプリーム・ヴァージョン)」・「ウルトラマン・ダイナ(フラッシュタイプ)」。
「ウルトラマンガイア」の映画の1シーンをモチーフにしたジオラマなのでこの順番に並んでいますが、実際の放送順に並べるとこんな感じになります。
“平成初期3部作” 第1作「ウルトラマン・ティガ」(1996年)。
昭和期最後の作品である「ウルトラマン80」から、実に16年ぶりに制作された「ウルトラ作品」です。
M78星雲出身では“ない”こと(超古代の「光の巨人」という設定)、対戦相手の特性や戦況に合わせて自身の形態を変える “タイプ・チェンジ”が初めて導入されたことなどが当時、話題になったのだとか…(僕がウルトラの沼w にハマるのは、もっと後のことです)。
“平成初期3部作” 第2作「ウルトラマン ダイナ」(1997年)。
物語としての特徴は、前作「ウルトラマン ティガ」と世界観が
つながっていること(7年後という設定になってます)。
昭和のウルトラマンって、M78星雲を起点とした“ウルトラマン同士”のつながりはあっても(…後付けした…が正しいのかな?)、“物語の世界観”のつながりは、なかったですからね…。
全体的に明るくてパワフルな物語だったにもかかわらず、最終回は極めてシビアで衝撃的な展開…ある意味でバッドエンド…だったことは、今でも語り草になっているとか、いないとか。
“平成初期3部作” 第2作「ウルトラマン ガイア」(1998年)。
初期3部作と言われていますが、これは3年続けて制作された…という意味合いで、「ティガ」「ダイナ」とのつながりはまったく“ない”です。
本作の特徴といえば、ウルトラマンが2人(=変身できる人間も2人)存在し、その価値観が異なっていたこと。あと、防衛隊に目線をむけると、1チーム3人の小編隊が複数存在する…というかつてない大規模な編成になっているのも特徴でしょうか。
その結果、特撮はもちろんのこと、群像劇としても丁寧に作り込みがされていて、大河ドラマ的な楽しみがありましたね…。
「ウルトラマン・ガイア」は今年放送25周年を迎えているのですが、それを記念して(?)25年目にして、なんと新形態が発表され…
この会場にもキャラクター・スーツが展示されていたのですが、残念ながら撮影NG。悔しかったので至近距離でまじまじと見てきましたw。
“平成初期3部作”は、いずれもリアルタイムで視聴していなかったものの、「ガイア」は数年前に円谷プロ公式YouTubeで全話公開されていたときに全話視聴しましたし、「ティガ」はこの春に加入した『円谷イマジネーション』で毎週末に息子とお酒を呑みながら視聴して先日、最終回を迎えたところ。
「ダイナ」は先月末から、これまた毎週末に息子とお酒を呑みながら視聴しはじめたところ。
テレビ画面で見ているキャラクターを3Dで見ることができて、テンションあがりましたw。
☆余談
造詣的には「ダイナ」が一番好き。先日もこれを買ってしまいました…。