ブロ友&音楽仲間の雪ん子さんの、この記事に感化されて…
今日の通勤時に聴いた1枚が、ジャズ・ピアニスト、小曽根真さんが2004年にリリースした、こちらのアルバム。
この作品…というより小曽根さんのことを知ったのは、このアルバムがリリースされた頃に偶然聞いたラジオ・プログラム。
「最新アルバムから1曲聴いていただきましょう…」ってな感じで流れてきたのが、この曲なのですが…
「夜の子供部屋~第一楽章~」
自分のボキャブラリーにはないスケールやハーモナイズ、コード進行から紡ぎ出される楽曲に「なんだこりゃ?まったくワケわかんねー!…でも、このワケわかんねー感じが、超格好いいっ♪」なんて混乱と衝撃の両方をイッキに食らったときのインパクトは今でもよ~く覚えています。
件のラジオプログラムは、車を運転しながら聴いていたのでメモすることがでいきず「この人の名前とこの作品名は絶対忘れちゃいかん!」と呪文の如く口にして短期記憶してw、その日のうちにCDショップに買いに行き、しばらくは家族から顰蹙をかいつつもこればかり聴く日々を送ったものです(気に入った新譜を何日も聞きまくって家族から顰蹙をかう…という性質は今でも変わってませんw)。
今回久々に聴きましたけど、やっぱ技術的にはワケわかんないですね…。仮にこの曲のギターバージョンがあって「弾いてみて」といわれたら最初の数小節で挫折するだろうなぁ…。
でも、目をつむってきくとすやすやと寝息を立てている子供、部屋いっぱいに転がってる絵本やおもちゃ、夜空の月や星…。
そんな景色が次々と思い浮かんでくる…。
うん、やっぱこの作品、凄いわ。