本日も、読了した1冊から。こちらは久々の新刊リリースです。
BBCドラマ『SHERLOCK』シーズン2・第1話「ベルグレービアの醜聞」のコミックス版。
このコミカライズ版は、絵の雰囲気もいいしシーンやセリフのチョイスも素晴らしかったので「シーズン1だけで終わるのは淋しいなぁ…」と思っていたのですが、こうして続編がリリースされたのは、ファンとしては嬉しい限りです。
シーズン2の中ではこのエピソードが一番好きでDVDで何度も視聴しているため、さらっと物語を復習するような感じで読んだのですが、あいかわらずシーンやセリフのチョイスのセンスは素晴らしいです。
また、これまでは1エピソード=1巻でまとまっていましたが、本作は1エピソード=上・下の2巻構成になるようです。
このあたりはセールス的な戦略もあるのかもしれませんが、ボリュームが増えた分、物語の内容もより細かく再現されていたように思います。
「切り上げるなら、そのシーンしかないよね!」という期待どおりのところで終わった上巻。(現時点で)全12エピソードある原作ドラマの中でも特にロマンチックな要素をもつ『ベルグレービアの醜聞』の後半をコミック版でも美しく表現してくれるはず…と期待して下巻の発売を待つことにします。
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SHERLOCK ベルグレービアの醜聞 (上) (角川コミックス・エース)
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