本日も、読み終えた漫画から。今月はリアルタイムで追っている漫画や小説のリリースが多いので、数日おきに書店に出かけてます(笑)。
ジャンプSQ連載『憂国のモリアーティ』第9巻。今回の表紙はポーロックですね。ドイル作のホームズ物語では名前だけの登場ながらも、かなり重要なキャラクターでもあります。
さておき。
シリアスなエピソードが多い本作にあってはめずらしいコミカルな雰囲気の『モリアーティ家の休日』、幼き日のウィルがシェークスピアの戯曲「ヴェニスの商人」の有名な判例を覆して敵を追い詰めるシーンが痛快な『ロンドンの証人』、新たな敵・ミルヴァ―トンとの対決が明示された『ロンドンの騎士』…と、いずれも読み応えがあり、ついついページをめくる速度が上がって、あっという間に読了。
『ロンドンの騎士』は第1章のみ収録なので、結末は次巻に持ち越しになるのですが、ミルヴァートンは本家・ドイル作品で、あの冷静沈着なホームズが珍しく露骨に嫌悪感を示す相手であり、最後には超法規的手段で立ち向かった強敵。
そのミルヴァートンとモリアーティの対決。いやはや、凄い展開になってきたなぁ…。
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