Beat of Incense / Natsuki Miyazawa | jakeのブログ 

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いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

こちらも先日観に行ったたうらじゅん君のライブの際、アーティスト御本人から手売りしてもらったCDです。

 

パーカッショニスト宮澤夏起さんのアルバム『Beat of Incense』。ソロでも活躍する一方、昨日のブログで紹介したオバタコウジさんが所属するインスト・バンド「マリン・ボトル」のメンバーでもあります。

 

宮澤さんとは楽器店時代の上司&ラジオパーソナリティのHさんが主催する忘年会で何度かお会いしており、彼が熱心に取り組んでいるメロディーとリズムを同時に奏でることができる打楽器「ハンドパン」のことも、そのときに教えてもらいました。

 

先日のライブでもソロで披露しており、あらためてその幻想的なサウンドに魅了されてアルバム作品を購入した次第。

 

サウンド的にはその原型となったスティール・パンに近い雰囲気なのですが、素手で指先や手のひらなどを巧みに使い分けて演奏する分、より繊細で柔らかい印象があります。

 

ハンド・パンはスイス生まれ、原型となtったスティール・パンはトリニダード・トバコ生まれの楽器なのですが、宮澤さんの手にかかるとガムランなどを髣髴とさせるアジアン・チックな雰囲気もあって、無国籍かつ浮遊感の漂う、とても不思議な感覚に陥ります。

 

ただ、この不思議な感覚というのは決して不安からくるものではなく、懐かしさすら感じるとても穏やかなもの。御本人曰く、「眠くなるので運転中には聴かないで!」とのことですが、確かに車で聴くのは危険かもしれません(笑)。

 

でも、この感覚は唯一無二!「まだまだ可能性を追及できる楽器だ!」

と仰っておられたので、この先も更なる進化を遂げられるのでしょう。

 

このアルバムを聴きながら、そのときを楽しみに待っています。