“紅ジャケ”のささやかなアップ・デートの仕上げです。
FREEDOM CUSTOM GUITARのシリコン・オイル『SP-P-09 』を塗布してみました。チューニングを安定させる低温潤滑の高品質なオイルとして知名度が高くて、以前から気になっていたアイテムです。
製品の取説によると…
こういう細かい文字は老眼には応えますね…(苦笑)。
とはいえ、期待できる効果と同時に、注意事項も書いてあるので、しっかり読みこんで、イザ実行!
塗布用のハケ付きなのが便利です。
注意書きに、“木部に付着すると「木部の軟化」によるトラブルが発生する”なんて書いてありますので、こんなアングルで自撮りしてる場合じゃないので、あくまでイメージ写真(笑)。慎重に作業しなきゃね。
ローラー・タイプなので、さほど効果がないかも…と思いつつ、先日取り付けたストリング・ガイドにも塗布しました。
続いては、ボディ側。
サドルと弦の接点に塗布。ここは金属同士なので、付けすぎてベタベタにしなきゃ大丈夫でしょう…。
トレモロを使用するときの“支点”であるブリッジの固定ネジにも塗布します。自撮りなのでネジに塗布してるような感じになりますが(笑)、狙いはネジとユニットの接点部分。染みこんでボディまでオイルが染みていかないよう、撮影後にスマホを置いて、慎重に作業しました。
トレモロ・スプリングとトレモロ・ハンガー/トレモロ・ブロックそれぞれの接点にも塗布。チョンチョン…とつつく感じで塗布してみました。
塗布後にさっそく弾いてみました。
自宅練習程度でチューニングの安定度を評価するのは難しいですが、トレモロユニットの稼働は塗布前に比べるとスムーズに可動する印象があります。
また、ナット部からたまに聞こえてきた「キンッ!」というイヤな音(弦とナットがすれる音)が消えているので、摩擦抵抗が低減されているのは確実だと思われます。
長期的に使用して、その効果を引き続き検証してみます。