水族カンパニー①～③　／　イシイ渡

このところ読んでいる本が真面目な題材に偏っているため、バランスをとるべく漫画も楽むようにしています。

本日は最近読んだ漫画から、ウチのカミさん発で家族中を回覧した作品をピックアップ！

イシイ渡「水族カンパニー」の１～３巻。

水族館で働く人たちの様子をコメディー・タッチで描かれている漫画なのですが、著者たちが実際に水族館や専門学校等で取材をして描いているだけあって、飼育員・獣医・トレーナーといったそれぞれの立場で水生動物に接する人たちの仕事にかける情熱や思い、動物達の生態などがリアルでとても説得力があり、ただただ面白いだけじゃないところに好感が持てます。

聞くところによると、この漫画は第１巻刊行後に一旦連載は終了。継続されるか否かは「単行本の売れ行き次第」ということになっており、それを知ったファンたちの熱い応援・普及活動が実を結んで連載が再開されたのだとか。

そんな“読み手側”の熱い話も、この内容なら納得です。

水族館に行きたくなること必至の漫画でした。