トレモロ・ユニット/トレモロ・スプリング/ペグ/ストリング・ガイドといったパーツ類の調整にひとおおり満足できたので、「ピック・アップ」の出力バランスを調整すべく、「ピック・アップ」の高さ調整に使用されている「ピック・アップ・スプリング」を交換することにしました。
“紅ジャケ”に従来から付いていたものはラバー製。“紅ジャケ”を入手したのはかれこれ20年以上前なので、経年劣化により下の写真のような硬化や割れが発生しており…
もはや完全に弾力失っているため、調整ができない状態になっていたので新品に交換することにしたのですが、残念ながら古巣&近隣の楽器屋では入手できず。
そこで、アマゾンで検索して…
YJB PARTS製のピック・アップ・スプリングを入手。
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YJB PARTS シングルピックアップ高さ調整用スプリング 6個入り
324円
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袋から出すとこんな感じ。
早速交換!
パーツ交換作業自体は、ピック・アップをピック・アップ・ガードに止めているネジをはずす→古いラバー製のものを新品のスプリングに交換する→ネジを止めなおす…といった程度なので、ものの数分でできます。
アップで撮ると、こんな感じ。
調整機能を取り戻した上に、新品なのでとても綺麗に輝いているのでちょっとした達成感がありますが、最終的には外から見えなくなるパーツなので、これは自己満足の世界(笑)。
元の状態に戻し、ここからは音を出しながらピック・アップの高さを調整していきます。サウンドを決定付ける作業なので、ここは時間をかけて慎重に。
僕の場合、次のような順番で調整しています。
①各ピック・アップを単独で使用したときの音量差がないようにする。
②その上で、低音側と高音側との出力バランスを確認する。
「このセッティングでいこう!」と判断する要素は人それぞれかと思いますが、僕の場合は頻繁に使用する「リヤ・ピック・アップ+センター・ピック・アップの“ハーフ・トーン”サウンド」と、「フロント・ピック・アップ単独のサウンド」、この2つに満足できるか否かで判断しており、今回は上の写真のようなセッティングで落ち着きました。
しばらくは、このセッティングで様子見です。