一昨年の冬に、トレモロユニットとペグを改造した“紅ジャケ”。
Willkinson by GOTOH製『VSVG』が持つ「トレモロ使用時のチューニングの狂いが少なくなる」という効果を最大限に発揮すべく、摩擦抵抗を減らすためにストリング・ガイドを外し、外したことで失うであろう弦のテンションを稼ぐ為にペグはロック式+ポスト高さ調整つきのタイプに交換したのですが…
ポストの高さ調整だけでは、1弦・2弦のテンションが思っていたよりも稼げなかったようで、以前に比べると音のハリがなく音量も他弦と比べて小さくなってしまいました。
これを解消すべく、トレモロ・ユニットのスプイリングやその掛け方を変えて調整してみたのですが…
残念ながら、解消できず。
そこで、摩擦抵抗が少ないタイプのストリング・ガイドを取り付けることにしました。
取り付けたのは、こちら。
Montreuxの「Roller String Guide」という製品。近所の楽器店で2個で1500円くらいで売ってました。
取り付けると、こんな感じ。
なかなかの存在感です(笑)。
ローラーがついている側を「指板側(今の写真の状態)」にするかヘッド側するかを試行錯誤してみたのですが、正直なところ微妙すぎて「どっちでもいいかぁ…」という感じで(笑)。今は、この状態に落ち着いています。
テンションが確保できたことで、気になっていた音のハリや他弦との音量差は幾分解消されたように思いますし、トレモロを使用したときのチューニングの狂いもないので、投資した甲斐はありました。