本日も読了した1冊から。
オードリー・若林正恭さんの新刊エッセイ『ナナメの夕暮れ』。
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の2冊の印象がとても良かったので、新刊発売の報を知ったその日に購入して読みました。(これが“減らない”一因でもあります。こういうのを言い訳というのですが…苦笑)
タイトルとおりの(同時に彼らしさでもある)“ナナメな目線”ゆえに見えること、それを“修正”したことにより見えてきたこと…環境の変化やそれにともなう心情・考え方の変化…などが、飾りッ気のない誠実な言葉で書かれているように感じます。
特に“修正”のきっかけとなった、前田健さんや父親のエピソードは、とても切ないですが温かさもあり、本作の中でもピカイチ!
読後に「いいエッセイ読んだなぁ…」と素直に思える1冊でした。
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ナナメの夕暮れ
1,296円
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