数日前の話になりますが、超有名な老舗ギター・メーカーのGibsonが経営破綻しました。僕自身はGibsonユーザーではないので(※)、直接的な影響は受けませんが、この話はかなりショックでした。
ただ、Gibson の経営破綻は買収した音響機器メーカーの業績不振が一因だったようで、元々の生業である「ギター製造」だけで見れば健全だったという情報もあります。
日本でいうところの民事再生を申請し、主軸であるギター製造に徹することで経営を立て直す目論見のようなので、ブランド名が消えて無くなる事態にはならないだろう…とのこと。『“Gibson”復活!』の朗報が伝わってくるとよいのですが…。
ただ、楽器業界の活気って、今どんな感じなんでしょうね…?
先月は名古屋に行く機会が多かったので、その都度、数店ほど巡ってきたのですが、正直あまり活気があるように見えなかった。店頭の在庫数もそんな活気を反映してなのか、数年前ほど置いてなくて、ちょっと寂しかった。その日、あるいは訪問した時間帯が、たまたまそうだったのかもしれませんが…。
もっとも僕自身、ここ数年楽器を買ってないし、そもそも買いたいという欲求もないので(演奏するには今のラインナップで満足してるし、コレクター的なことはしたくない)、「アンタみたいなヤツが多いからだよッ!」と言われたら、返す言葉もありませんが…(苦笑)。
※20代前半の頃、GibsonのES-335を使っていた時期があるので、厳密には「元ユーザー」といったところでしょうか。
とてもいいギターだったのですが、弾く機会が激減してしまったので手放しました。ギターは弾いてくれる人の手元にあるのが一番だと思います。