こちらは先日購入したCDです。
ギタリスト:パット・メセニーのデビュー・アルバム『ブライト・ライフ・サイズ』。
購入のきっかけは、ウチのバンドのベーシストが、このアルバムにも参加しているベーシスト:ジャコ・パストリアスの大ファンで、タイトル曲の「ブライト・ライフ・サイズ」を練習しているらしく、「Jakeさん、この曲、演りません?」などという恐ろしいことを言い出したこと(^^;)。
ただ、それが例の『のんきな音楽祭2015』の2週間前…という恐ろしいタイミングで(^^;;)。「技術的にも精神的も時間的にも、演れるかあぁっ!」と、そのときは一蹴したのですが(だいたい言い出した本人だって、まともに弾けていなかったし…)、先日たまたま立ち寄ったCDショップでこのCDを見つけたときに、ふと思い出したのが、「この曲、演りません?」のひとこと。
イベント終了後に「音楽的に何か新しいことにチャレンジしなきゃな…」なんて思っていたところだし、若かりし頃に気の迷いで購入したパット・メセニーのスコアに、確か「ブライト・ライフ・サイズ」も載ってたっけ…なんて思い、とりあえず聴いてみるかな…と思い購入した次第。
さっそく聴いてみましたが、やはりデビュー当時から強烈な個性ですね…。パット・メセニー・グループ名義のアルバムは何作か持っているのですが、そのサウンド、フレーズの流麗さや間合い、楽曲の雰囲気は、どこを切り取ってもパット・メセニーだな…と一聴してわかる。
そこへもってきて、ジャコ・パストリアスのベースもまた、一聴して彼だとわかる強烈なプレイだし、そんなふたりをしっかり支えるボブ・モーゼスのドラムも心地いい…。
トリオという最小限のユニットで、こんなに開放感のあるサウンドを出せるんだ…と思うと、「コピーしよう!したい!」より先に、「参りました!」とひれ伏したくなります…(^^;)。
とはいえ。いつまでもひれ伏したままでは進歩がないので(^^;)、トライしてみるべく、引っ張り出してきた(若かりし頃に購入した)スコアが、こちら。
パット・メセニー・グループの『ウィ・リヴ・ヒア』リリース後に出版されたもので、彼(とそのグループ)の代表曲が多数収録されていたため購入したのですが、実際のところホントに購入しただけで(^^;)、経年劣化こそありますが、とてもきれいな状態です(自慢にならない…)。
記憶どおり「ブライト・ライフ・サイズ」も掲載されていたので、さっそく挑戦してみたのですが…。音符は追えるものの、間合いやニュアンスが…完全にかけ離れていて、あの爽快さ・疾走感の欠片もなく…あっさり玉砕(^^;)。
最終的にバンドのレパートリーになれば申し分ないですが、当面は例えば4小節とかの短いフレーズでもいいので、余裕を持って弾けるようになる…なんてところが、目標かな…。
あの曲をいきなり演れるワケがないことくらい重々承知しているので(自分の力量くらい自分でわかってます!)、じっくり腰をすえて取り組んでみます。
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