アルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』の最後を飾る編拍子の変拍子楽曲ですが、僕らはウィル・リー(Ba)・ディーン・ブラウン(Gt)・デニス・チェンバース(Dr)のトリオ・バンドによるシンプルな8ビートの歌モノにアレンジされたバージョンを参考にしました。
演奏はドラムのリズム・ソロからスタート。これが歌い手であるベーシストにとっては少々早いテンポだったらしく、彼の歌いやすいテンポまで落としてベース&ギターの演奏スタート。
歌モノなのでバッキングがメインですが、ソロはたっぷり3コーラス分!
前日のリハまでは、あらかじめメロディーを決めているソロ(=参考にしたディーン・ブラウンのフレーズのコピー)が1コーラス、アドリブで1コーラスの計2コーラスの予定だったのですが、当日の朝(!)ベースのN君から発せられた「アドリブ・ソロ、もう1コーラス増やしましょう。」のひと言で3コーラスに決定(^^;)。「じゃあ…遠慮なく!」ってなことで、しっかりとドライブさせたサウンドで、調子にノッて好き放題弾かせてもらいました(^^)。
比較的演り慣れている曲だったこともあり無難にエンディングを迎え、バンドの持ち時間どおりで我々の出番は終了。
途中で何度か原因が“暑さでは、ない”ことで汗がでたりしたこともありましたが、観覧いただいたお客様の笑顔や手拍子のおかげで、気持ちよ~く演奏することができました(^^)。
(続く)
余談:ウン十年ぶりに…
前日の晩のリハで、ベースのN君から、「Jakeさん、コーラス演ってくれません?」という無茶振りが(^^;)。人前で歌うなんてウン十年ぶりですが、「たまには、歌ってみるのもいいかな…」と思いリハで挑戦。
楽器を弾かない状態では、“それっぽい”感じで出来たのですが、バンドで演ってみると…歌うと手が止まり(--;)、手を動かすことに必死になると声が出ない(--;;)。あまりの出来の悪さに1コーラスで「ギブアップ宣言しました(^^;)。昔はコード弾きしながらフツーに歌えたのですが、やはりウン十年もやってないと…無理ですね。
☆参考にしたアルバムが、こちら。
- マジカル・ミステリー・ツアー/ザ・ビートルズ
- ¥2,621
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参考…というより、演奏するにあたってオリジナルを聴き直したって感じ。変拍子が苦手なので、「オリジナルのまま演りましょう!」なんて話にならなくてよかった(^^;)
- Db III/Dean Brown
- ¥2,052
- Amazon.co.jp
僕らが参考にした演奏は、ネット上に(おそらく推奨されない方法で)アップされていた動画だったのですが、このブログを書くにあたって調べてみたところ、ちゃんとCD作品がリリースされているじゃありませんか! …ってなワケで、即注文しました(^^)。
ディーン・ブラウンの名前はデヴィッド・サンボーン・バンドでの演奏で知ったのですが、あの変幻自在なバッキングはホント凄い。格好いいバッキングをキメつつ、見事なコーラスもこなしていました。う~ん、もう1回挑戦してみようかな、コーラス(^^;;)。