青色イリコさん・作 『ほぼ在宅探偵ホームズ』の1巻・2巻。
以前からその存在は知っていたのですが、毎度ながら他の誘惑に惑わされているうちにすっかり買いそびれていたものを、2巻(完結)まとめて購入しました。
本作のホームズは日本人で、性格的にはかなり難のあるヤツで、社会不適合者で、人嫌いの引きこもりのニート。ただし、その推理力は本家・ホームズに負けず劣らずで、相方ワトソンのドSながらも温かい(?)サポートもあって、探偵を生業にして、どうにか生活を送っています。
最初にこの作品を読んだときには、この設定に複雑な気持ちにさせられたのですが、考えてみりゃ本家・ホームズだって誤解を恐れずに書けば、性格的にはかなり難のある社会不適合者だし、必要以上の人付き合いをしないし、(事件がないときは)無気力状態で引きこもっている人なので、そういった側面を強調すると、このマンガみたいな感じになるのかも。もっとも、作品で展開されるゆる~い笑いのおかげで、本家ホームズと比べてどうこう…なんてことは、どうでもよくなりましたけど…(^^;)。
こういう、ぱっと手にとって気楽に笑えるマンガって、好きだなぁ…(^^)。
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