我が国の財政というのは大赤字。残念ながら借金の残高は累増しており、主要先進国と比較して厳しい財政状況になっている。この膨大な借金は、活力ある経済・社会の大きな足かせとなっており、少子高齢化によって、将来の財政負担はますます大きく」なる状況にあるため、財政の健全化に取り組んでいる状況である…。というのが、“国のお金”を管理する財務省による日本の財政の概況。
さて。
『新国立競技場』の建設費用は、当初予算を大幅に上回る2,520億円なのだとか。
しかも、この費用調達のうち、メドが立っているのは1/4程度の626億円。にもかかわらず、今年の10月には“予定とおり”着工することで決定。
うんざりするほどの借金を抱えた状態で、かつ、調達のメドも立たないまま、「よし!決定!」という判断ができてしまう感覚は、さっぱり理解できません。
その膨大なツケを、誰が払うんだよッ!って話。
いい加減さ…、そういうところで見栄をはるのは、やめようよ…。
ホント…。
☆おまけ
それに、あの2,520億円は、あくまで現段階のものだし、ああいった“ハコモノ”は『作って終わり』ではないことは、承知の事実。建設中の費用増や、完成後の維持費を考えたら…ぞっとしますね…(--;)。