ウルトラマンネクサス / 椎名高志 | jakeのブログ 

jakeのブログ 

夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

久々にウルトラ関連グッズを入手しました。


椎名高志著:『ウルトラマンネクサス』。

ウルトラマンネクサス』は、2004年10月から2005年6月まで放送されていた作品で、ウルトラの新たな方向性を打ち出そうとするチャレンジ精神・フロンティア精神に溢れた作品であると同時にけっこうな問題作で(^^;)、残念ながらそのチャレンジ精神はイマイチ受け入れられず結果として当初予定より1クール早く切り上げて終了しました。

僕は、リアルタイム放送よりもずっと後になって“ネクサス”という存在を知ったのですが(リアルタイムでウルトラ作品を視聴するようになったのは、2006年の『ウルトラマンメビウス』から)、ウルトラマン自身のデザインは今までにない感じで格好いいし、ストーリーもなかなかに重厚で見応えがあるなぁ…と思った一方で、これを土曜日の朝7時30分(当時の放送日時)から観たいか?と言われると、ちょっと…いや、かなり重いよな…と(^^;)。『ウルトラマンメビウス』放送時、僕の息子は保育園の年少だったのですが、もし、あのときの作品が『ネクサス』だったら、たぶん子どもと一緒には、見なかったかも。

ただ、作品の設定や狙いは画期的だったことや、物語そのものは非常に面白いことは事実で、深夜に再放送されていたのを何度か観ていました。

今回購入した椎名さんバージョンの『ウルトラマンネクサス』は、リアルタイムで放送されていた頃に雑誌『テレビくん』で連載されていたもので、本放送が打ち切り(に近い形)で終えた影響もあってか、10年の時を経て遂に(ようやく)コミカライズされたのだそうです。

印象としては「ウルトラマンネクサス・ダイジェスト」という感じ。紙面が限られているため、ストーリー展開に性急な感じがあるのは否めませんが(「ホントは、もっと描きたかったんだろうなぁ…」なんて思いつつ読んでいたのですが、巻末の作者コメントにはそんな「もっと描きたかった!」という作者の思いがアツく語られていました…^^;)、そんな制約の中で、あの重厚な世界観を見事に凝縮しています。

巻末にある、本放送時の各エピソード紹介や、本邦初公開となるウルトラマンネクサスの設定書も読み応えアリ。

読み終えると映像作品で『ウルトラマンネクサス』を観たくなること必至!の1冊でした。

ウルトラマンネクサス (少年サンデーコミックス)/椎名 高志
¥1,296
Amazon.co.jp


☆おまけ
我が家には、『ネクサス』がたくさんいます…(^^;)。