第9回 春の音楽祭アコースティックライブin美濃 × お気軽GIG【番外編②】 | jakeのブログ 

jakeのブログ 

夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

前回の続き。【0】~【3】まで演奏後、MCを入れて後半へ!

【3】あの頃へ
安全地帯が90年代初頭にリリースしたシングル曲。僕の記憶が確かであれば当時、日本酒のCMで使用されていたような…。ただ、バンドそのものの存続が危うかった頃(長期活動休止直前)にリリースされたためか、いわゆる“ヒット作”にはなっておらず、そういった面では、今回演奏した曲の中では「知る人ぞ知る…」という感じになりますね。

僕にとっては、今までの人生で出会った楽曲の中でも「5本の指」に入る大好きな曲(いつかこんな美しい曲を書いてみたい…なんて真剣に思っています)で、実は“お気軽GIG”を結成した時にも演奏候補曲として挙げており、当時この曲を知らなかった相方も実際に聴いて「これは、いい曲だよね~」なんて言ってくれて、知名度云々をヌキで演奏しようということになり、練習し、カタチにもなっていたのですが、いざライブでの演奏となると楽曲の個性が(良い意味で)強すぎて、セット・リストのどこに入れるか?が非常に難しく、あえなくお蔵入り(^^;)。以後も何度も候補には挙がるのですが、やはり他の演奏曲とのバランスが難しかったり、他にも演奏してみたい曲があったりして、本番で演奏をすることはありませんでした。

初めてこの曲に取り組んでから約5年。ようやく日の目を見ました。ウチのカミさんがデジカメで録音してくれたので、聴いてみたのですが、やはり個人的に特に思い入れが強かった分、気負って演奏してしまった部分もある一方で、一番歌えていたかな…なんて思っています。

こういうのを自画自賛と言うのですが(^^;)。

【4】Daydream Believer
セブン・イレブンのCMでお馴染みの曲。“お気軽GIG”結成当初からレパートリーに入っており、すべてのライブで演奏し(回数は知れてますけど…^^;)、なおかつ、その演奏スタイル(担当パート)も変えていない唯一の曲。

『上を向いて歩こう』や『Black Or White』で、あれほど2度ネタ・3度ネタを演奏することを懸念していたにもかかわらず、この曲だけ全く手を加えなかった理由は、“お気軽GIGの定番”ってのが1曲くらいあってもいいかな…と思ったから。この曲のあとのMCで、「1960年代は“モンキーズ”、1980年代は“タイマーズ”、2010年代は“お気軽GIG”ってことで」などと大層なことを口走ってしまったのですが、半分本気だったりします(^^;)。

全くの偶然ですが、この日は僕らを含む計3組がこの曲を「日本語」「英語」「インスト」の異なるスタイルでカバーして演奏していたのですが、ライブがあった5月2日は、この曲をタイマーズとして日本語でカバーしていた忌野清志郎さんの命日。清志郎さんのファンというわけではないのですが、なんだか感慨深いものがありました。

【5】Born To Be Wild
“お気軽GIG”名物企画(?)『アコギでそれ演るか!』は、ステッペン・ウルフを代表する1曲(というか正直なところ、僕はこの曲以外知らないです…)。僕らより上の世代の方だと映画『イージー・ライダー』のテーマソングと説明したほうがピンとくるかもしれません。

今だからこそ(我がブログだからこそ)書けるのですが、この『アコギでそれ演るか!』という企画は、お客さんが「あの曲をアコースティックでってのは意外だったよ!」なんて反応してもらえたら嬉しいな…とか、ギター弾きのエゴが全開になるソロ・バトルをメインにした曲が1曲くらいあっても面白いかな…という、ギター弾きとしてのエゴからスタートしたもの(^^;)。

それで、実際に演奏したあとに「あれを演るとは思わなかったよ!」なんて声をかけていただけたり、ステージ上からノッて観てくれるお客様を見たりしているうちに、ここまできたら名物にしてしまおうと。当日のMCでは「選曲の裏基準」なんて解説しましたが、実際のところ選曲してて一番楽しいのが、この『アコギでそれ演るか!』シリーズです(^^)。もっとも、演奏はかなりしんどいので(^^;)、シモい表現で恐縮ですが、別企画名は『ひとりSM』だったりしますが。

他の曲はソロの長さや全体の構成までをキッチリ決めてあるのですが、この曲は「キメのフレーズを弾いたらメイン・メロディーに戻る」くらいしか決めていません。なので、ソロ合戦は完全にノリ一発!ただ、当初の予定では曲の真ん中でのソロ合戦を長くする予定でいたのですが、気が付いたらエンディングでのフリー・ソロ合戦の方が長ったという…(^^;)。こういうハプニングも“お気軽GIGらしい”ところといえば“らしい”ところで、実際に録音を聴いてみても、演奏者二人揃って明らかに自分達が一番楽しんでるなって感じでした。そういうのが、お客様にも伝わっているといいのですが…。

今年の『春の音楽祭』も、おかげ様で大変楽しく演奏させていただきました。

あらためてご覧いただいた皆さんや、運営に携わった皆さん、出演者の皆さんにお礼申し上げます。

そして。

“お気軽GIG”。これからもどうぞ宜しくお付き合いくださいませ!




☆おまけ
我が息子に、『お父さんのブログに載せる写真を撮ってほしいんだけど、自分の顔を載せるの恥ずかしいからさ、顔隠して撮ってね!」と依頼したら…



音響ブースの「テント」という小道具をかましてきました(^^;)

やるなぁ…。

ちなみに、二人で演奏している写真がボケているのも、同様の理由で息子がわざとそういう感じに撮っています。