第9回 春の音楽祭アコースティックライブin美濃 × お気軽GIG【番外編①】 | jakeのブログ 

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先日“お気軽GIG”として出演した『第9回 春の音楽祭 アコースティック ライブ in 美濃』。

当日のMCではじっくりお話することができなかった(それを話したら、演奏時間よりもMCの方が長くなる…^^;)演奏曲に関する思いなどを書いていきます。

【0】Stand By Me
この曲を作ったベン・E・キングさんの訃報を受け、ささやかな追悼の意を込めて、サウンドチェックがてら演奏したのですが、それを決めたのは当日の朝。

自宅を出る前にコード進行をメモして、イベント会場の楽屋で相方に「“Stand By Me”演りましょう。これがコード進行だから。」とそのメモを渡して演奏してもらったという(^^;)。

我ながら鬼だと思いましたが(^^;;)、「演ろう!」と思いたったときに演れちゃうのが少人数ユニットの強みでもありますから。

演奏してみて、「シンプルだけど綺麗な曲だよなぁ~」なんて、あらためて思いました。ベン・E・キングさんのご冥福をお祈りします。

【1】上を向いて歩こう
ご存知坂本九さんの代表曲。当日のMCでは『うだつの上がる町並み』の『うだつ』を見るには、上を向いて歩かないとね…と選曲理由をお話したのですが、実は裏の理由も。

その裏の理由というのが、過去に2度『春の音楽祭』で演奏しているため、少ない練習回数でも成立しそうだったから(^^;)。

というのも実はここ数年、相方が超多忙(本業が絶好調!)で、イベント出演にあたり新曲を何曲も投入するのが難しい状況にあったため相方の負担を低減できるように、「過去に演ったことがあって」「あの場所の雰囲気にふさわしくて」「みんなが知っている曲で」「僕らも取り組みやすい曲」と考えたら、この曲だったという感じ。もっとも、そもそも大好きな曲なので、僕個人的には何回演っても飽きないので、つい選んじゃう…という面もありますが。

ただ、実際に過去に2度演奏していることを知っている方が いる ・ いない に関わらず、同じイベントで3度も何の工夫もなく演奏をするというのは、我々の“ささやかなプライド”が許さないので(^^;)、今回は、お互いの担当パートを入れ替えて演奏しました。結局はお互いに曲(の構成)を覚え直す必要があった…というオチでございました(^^;)。


【2】Black Or White
マイケル・ジャクソンが90年初頭にリリースした大ヒット・アルバム『デンジャラス』からの先行シングル。楽曲もさることながら、そのレコーディングにガンズ&ローゼズ(当時)のスラッシュが参加していたり、PVに当時大ヒットした映画『ホーム・アローン』に主演したマコーレー・カルキン君を起用していたり…といったことも話題になりました。

直近では、日本テレビ系列のバラエティー番組『世界番付』で楽曲のイントロ部分がジングルとして使用されているので、「あ、どっかで聴いたかも…」なんて思っていただけるのでは…?と思い選曲。

この曲は“お気軽GIG”の初ライブのときに演奏したことがあるのですが、この『春の音楽祭』では一度も演奏していません。

ただ、やはりこれも我々のささやかなプライドで(^^;)、「せっかくだから、前回とは違うアプローチをしよう!」ってなことで、お互いのパートを入れ替えるとともに、原曲の途中に出てくるラップ・パートを「Purple Haze」のリフに置き換えるという 節操のない 柔軟なアイデアを導入してみました。

ちょっとマニアックな裏話ですが、16ビートのコード・カッティングが綺麗に響きつつもメロディーを邪魔しない“軽めのサウンド”を狙い、かつ、いかにも「サウンドを加工しています!」という音を使うことで、原曲のエレクトリックなニュアンスを表現したくて、この曲を演奏したときの僕のギターには、音の粒を揃える“コンプレッサー”と、音を揺らすことで広がりを与える“コーラス”という2つのエフェクターをかけていました。

ちなみに、アコースティック・ギターに対して「エフェクター」を使うか否か?はプレイヤー(時にはエンジニア側)の嗜好によるところで、我々“お気軽GIG”の場合、僕は積極的に使用するのですが、相方は全く使用しません。こういうところにも、お互いの個性や主義・主張が出ていたりします。


〔続く〕