行列という名の誘惑 | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

昨年の秋に近所にある某ショッピングモールがリニューアル・オープンし、そのリニューアルした一角に、焼き菓子の専門店が入りました。

このお店、全国的にも有名な人気店で、かつ、このモールへの出店が岐阜県下初だったこともあり、オープン当初は長蛇の列。

「有名な人気店だし、県下初出店だし」ってことでそれなりに興味はあったのですが、かといってそのお店が販売している焼き菓子が「大好き!」というワケでもないので、その長蛇の列に並んでまで買おうという気にはならず(つまり興味としてはそういうレベルです)、「数週間もしたら少しは落ち着くだろうから、そのときに気が向いたら寄ってみようかな…」なんて思っていたのですが、その勢いは一向に衰える雰囲気がなく、僕が立ち寄ったときにはいつもお店の前に行列が。

僕自身は「人混み」と「待つ」という行為が大嫌いなので(好きな人はあまりいないか…)、行列に並んでまで何かをする…という経験はほとんどなく(そこまでして欲しいという品物に今まのところ出会っていない)、また、それを極力避けるようにしているのですが、その一方で、行列そのものには何かしら期待感をあおるものがあるのも、事実。何度もそのお店の行列を目撃しているうちに「いつか、気が向いたら…」から「「少しくらいなら、並んでもいいかも…」なんて感覚になってきました(^^;)。


そんなある日のこと。

別の用件でその某ショッピングモールに行き、その例のお店の前を通ったところ、いつになく空いていたので、「そのときが、ついに来た!」なんて感じで、カミさんへのお土産(カミさんも「興味はあるけど、並ぶのはヤダ」派です)を兼ねて購入し、帰宅。


さっそく2人で食したのですが、我々2人の意見は…

「美味しいけど、並んでまで食べたいってほどでもないかな。」


せっかくの機会だからと思い、全種類買ったんですけどねぇ…(^^;)。



そういう意見に落ち着いた理由の9割がたは“好み”によるものだと思うのですが、「あれだけの人が行列に並んで、長時間待ってまで買うのだから」なんて理由で、期待感を高めすぎていた部分があったからでしょうね…。


いつの日か、「これなら、並んで待ってでも買いたいゾッ!」という欲求に駆られるようなものに出会うのかもしれません…。