“勘定”と“功名心” | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

現在建設中の原子力発電所、大間原子力発電所について新基準適合性審査の申請があったとのことです。

この原発、何でもMOX燃料なる燃料だけを使用する“世界初”の設備になるそうですが、なんだか、安全性云々よりも「ここまで建設したんだし…」という“勘定”や「なんたって、世界初なんだからさッ!」なんて“功名心”で走っているような気がして、怖い。

その資金や最新技術(それが信頼できるものなら…の話ですが)を、新規に作ることや再稼動することよりも先に、福島第一の後処理だったり、全国の原発で保管されたままの(=持っていく場所がない)放射性廃棄物の処理対策だったり、老朽化した設備の確実な廃炉(だいたい当初40年だ…と言っていたものを欧米がそうだから…なんて理由で「80年でもアリかも」なんておかしいよね)とかに、投入してほしいよなぁ…。



原発に限らない話ですけど、ここ最近の社会情勢に「未来へ!」という感じより、震災前とか政権交代前とか…下手すりゃさらにその前の時代に戻ろう!…なんて雰囲気を強く感じるのは、僕だけでしょうか…。