秋田書店から出版されていた『シャーロック・ホームズ正典名作傑作撰(コミック)』。
ドイル作のホームズ物語(正典)のコミック化ってあまり見かけないので、物語を楽しむ…というより半ばコレクター的な感覚で購入しちゃいました(^^;)。
“名作傑作撰”としてピックアップされているの作品数は次の11作品なのですが…
①退職した絵具屋
②ライオンのたてがみ
③株式仲買店員
④花婿の招待
⑤五つのオレンジの種
⑥技師の親指
⑦緑柱石の宝冠
⑧黄色い顔
⑨グロリア・スコット号の悲劇
⑩ライゲートの大地主
⑪ボヘミアの醜聞
あの女性(ひと)が登場することで有名な「ボヘミアの醜聞」を除いて、あえてメジャーところを外したような選び方に個性を感じますね(^^;)。
物語の翻訳は、東京創元社でホームズの新訳を担当されている深町眞理子さん。(ちなみに、さきほどコレクター的な感覚で…と書きましたが、深町さんが翻訳されたことも購入動機の1つです)
作画の方は11作品とも違う作家の手によって描かれているのですが、その意図は不明。でも作画や場面の切り取り方にそれぞれの個性があって面白いですね。
ライトな感覚でホームズ物語を楽しむアイテムとして、良いお付き合いができそうです(^^)。
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※マンガだと知って、我が息子が「それならボクも読めるねぇ~(^^)」なんて言っておりました。本棚のわかりやすく取りやすいところに置いておくとするか。