奈良&京都旅情③ 西本願寺 | jakeのブログ 

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予定より早く奈良公園を出発し向かった先は京都の西本願寺

この場所は新撰組ゆかりの場所に行ってみたい(新撰組は一時期西本願寺を屯所として使用していました)という僕のリクエストで選定。


境内中央の『阿弥陀堂』『御影堂』。これは境内にあった撮影スポット(建物をバックに記念撮影できるベスト・ポジションにカメラを置く“台”が作られていました)から撮影したもの。
こちらもいにしえの時を経た風格と威厳に溢れた建物で、圧倒されるものがあります。訪問した時間が夕方だったこともあり観光客が比較的少なかったことと、なにより、“場の雰囲気”がワイワイガヤガヤを許さない(^^;)。建物の中にも入らせていただきましたが、非常に心が落ち着く空間でした。


伏見城の遺構とされる『唐門』。施されている彫刻が非常に美しい!夕刻という時間帯なのと、やや奥まった場所にあるせいか、我々以外に観光客がおらず、ゆっくり拝見できました。

この門に向かう道中に京都三大名閣と言われている『飛雲閣』があるのですが、高い壁の向こうで屋根の一部しか見れず。ちょっぴり、残念(--;)。



こちらが一番のおめあて『太鼓楼』。新撰組が西本願寺に屯所を移した際に使用したのが『阿弥陀堂』の北側にあった「北集会所」(ここには現存せず姫路の亀山本徳寺に移設されたそうです)と、この『太鼓楼』だったのだとか。


建物表にある看板に、新撰組と『太鼓楼』との“縁”が紹介されていました。


建物には、当時の刀傷も残っているそうなのですが中は非公開。フェンスも設けられているため、ギリギリのところまで寄って見てきました。新撰組の連中も、こんなふうに見上げていたのでしょうか…。もっとも西本願寺からすれば、新撰組は招かれざる客でひたすら迷惑な存在(そりゃそうだ…^^;)。新しい屯所の建設費用を負担するという条件で、なんとか出て行ってもらったそうです。

静かな空間と歴史を存分に満喫出来る場所でした。

〔続く〕