日帰りながらも主要な観光スポットを廻ることができたので、あれはあれでよかったのですが(そのかわり、かなりタイトなスケジュールでしたが…)、元々の企画は「一泊二日の奈良&京都旅行」。
というわけで。
先日、あらためて一泊二日で奈良&京都旅行に行ってきました。
初日最初に向かった場所は奈良県にある法隆寺。小学校の修学旅行以来なので実に、二十ウン年ぶりの訪問です(^^;)。当時の記憶がほとんどないのですが、「お寺の周囲ってこんなに綺麗だったっけ?」というのが正直な感想。
境内で遭遇した野良猫。あまりに堂々としていたので、つい1枚。このコと同じような白黒模様の猫をあちこちで見かけたのですが、一族で住んでるのかな…(^^;)。
法隆寺といえば!国宝『五重塔』。小学校では、社会科だけじゃなく国語(法隆寺を建設した匠達の技術に関する話)にも登場した記憶があります。そういえば、小学生の頃いろんな場所の「七不思議」なるものが流行り、法隆寺の七不思議の1つとして、この五重塔の仏舎利に「鎌」がつけられていることが挙げられていたような…。あの理由は解決したんだろうか…?
こちらは『金堂』。悠久の時をじっと見守ってきたような風格が漂っていますね~(^^)。
国宝の『廻廊』。ここを二十数年前に歩いた記憶は、ありますね~。先導する息子が修学旅行で身に着けた知識(回廊の柱の形状)を披露してくれました(^^)。
廻廊から『五重塔』と『金堂』を撮影。完全に逆光ですが…(^^;)。国宝2件が並ぶ姿はやはり壮観ですね!もちろん、これらの中に納められている仏像・仏画等も拝見してきました。
写真撮影をすっかり忘れてしまいましたが、二十数年前と明らかに違うのが、『大宝蔵院』と『百済観音堂』の存在(平成10年に完成したのだそうです)。
『大宝蔵院』は、その名のとおり法隆寺が保有する宝物類を展示するための建物。かの有名な“玉虫厨子”も、ここに納められているのですが、残念ながら僕らが訪問したときに展示されていたのは複製。本物は東京国立博物館で開催されている「日本国宝展」にて展示中とのことでした。
『百済観音堂』もまたその名の通りで(^^;)、有名な“百済観音像”を納めているお堂。案内によると、この観音様、どのようなご縁で法隆寺にやってきたのか不明だったこともあり、これだけ有名な存在でありながら、この堂が完成するまでは定位置がなく、寺の中をあちこち移動しておられたのだとか。そのため、このお堂建立は永年の悲願だったのだそうです。安住の地で、優雅なお姿を拝見してきました。
『五重塔』 『金堂』 『廻廊』と並び法隆寺といえば!な建物『夢殿』。ここも二十数年前に見た記憶があるのですが、久しぶりに見た感想は…「あれ?この建物…こんな小さかったっけ?』でした(^^;)。
先日の京都弾丸ツアーのおかげで旅行行程に余裕があるため、午前中はじっくりと法隆寺を散策できました。
次なる目的地は…こちらも奈良の定番!「奈良公園」です。
〔続く〕