またまた、JAZZ LIFE × CDの写真。
カシオペア3rdのライブ記事を目的に購入した『JAZZ LIFE 2月号』とジャズ・ギター界の巨匠、ジム・ホール の名盤『アランフェス協奏曲』。
ジム・ホールは残念ながら昨年末、来日直前に亡くなっており、『JAZZ LIFE 2月号』にはその追悼記事が掲載されていました。
ジム・ホールという名前で、思い出すのが今回購入した「アランフェス協奏曲」というアルバム。ギターの名盤としてジャンルを問わず紹介されることもあって、「ギターはやっぱロックだぜッ!ドライブサウンドだぜ!」なぞと無意味なことをのたまっていた若造の頃(^^;)から、その存在は知っていました。
ジャズ/フュージョンに興味を持ってからも、「アランフェス協奏曲聴いてみようかな…」と思いつつもなんとなく買いそびれてしまう…という状態だったのですが、この追悼特集が「聴くなら、今でしょ!」というきっかけをくれたような気がして、気持ちが盛り上がっているうちに購入しました。
マニアックで難解な印象をもつジャズという音楽を身近に感じてもらおう…というコンセプトで始まったというレーベル、CTIレコード からリリースされたこの「「アランフェス協奏曲」は大ヒットし、ジム・ホールの名声を決定的にしたのだそうです。
ジャズを身近に…というコンセプだけあって爽やかで聴きやすい。BGM的にさらりと聴いても気持ちがいいし、じっくり聴き込んでも聴き応えがあって、何回聴いても飽きない。こういう聴きやすさって、しっかりとした音楽的なバックボーンと確固たる技術があるからこそ…なのでしょうね。
ジャズという音楽の懐の深さを知ることができるアルバムだと思います。こんな素晴らしい音楽を遺してくれた巨匠に、感謝。
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