ロシア版シャーロック・ホームズ  ~ シャーロック・ホームズとワトソン博士 ~ | jakeのブログ 

jakeのブログ 

夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

ロシア版シャーロック・ホームズ。


冷戦真っ只中の1970年代に、旧ソ連でホームズの映像作品が制作されていた…という話を知ったのは、一昨年前に購入した、この本 でのこと。




あると知れば観たくなるのがファン心理というもの。


今年1月にケーブルTVの「AXNミステリーチャンネル 」で、ホームズ生誕160年(※1)を記念した映像作品特集(※2)があり、このロシア版ホームズが放送されるということを知ったときには、メチャクチャうれしかったです。


ただ、この放送方法というのが、ケーブルTVならではの一挙放送(※3)。いくらホームズが好きとはいえ、8時間超(!)の放送をリアルタイムで視聴するのは(いろんな意味で)しんどい…。


ってなワケで、ハードディスクレコーダーに録画し、時間を見つけては1話ずつ、ぼちぼちと観ています。




このロシア版ホームズ作品は「正統派のホームズ映像作品」として、シャーロキアンやホームズの地元(?)イギリスでの評価が相当高いとのことで期待していたのですが、なるほど、この雰囲気はすごくいい!


奇をてらうことなく、ドイルの原作を可能な限り再現・映像化しようとする姿勢、19世紀末の雰囲気、ホームズとワトソンの関係も絶妙なバランスで(良き友・良き相棒として描かれています。物語のラストに2人並んで暖炉で事件を回想しながらくつろぐシーンなんか最高)、とにかく安心して観ていられます。


視覚的には英国の雰囲気、でも聴こえてくる台詞はロシア語で、字幕は日本語…という、国際色豊かな感じには少々戸惑いますが(^^;)、また1つ、楽しいホームズ作品が増えたなって感じです。




余談


楽しみ…といえば、いよいよ「SHERLOCK」の第3シーズンの放送が決まったのだとか。


NHK海外ドラマホームページ “ SHERLOCK 3 ” (ブログアップ時点ではプレサイト)



う~む、待ち遠しい…。


※1…ホームズ生誕160年

ホームズの生年月日は、1854年1月6日とされています。

ちなみにドイル作の聖典では明確にされておらず…、シャーロキアンが聖典に出てくる年代からホームズの生年月日を推察したという説、著名なシャーロキアンが自分の誕生日をホームズの誕生日にしてしまったという説があります。



※2…映像作品特集

ロシア版ホームズのほか、ホームズが現代で活躍したら…という斬新なコンセプトで制作され大ヒットした「SHERLOCK」のシーズン1&シーズン2、ホームズ映像作品の元祖とも言われる「ベイジル・ラズボーン版ホームズ」3作品と、ビリー・ワイルダー監督作品の「シャーロック・ホームズの冒険」が放送されました。ラズボーン版も録画しておいたので、そちらも楽しみです(^^)。



※3…一挙放送

たまに思うのですが、長時間の放送枠を押さえて行われるこの一挙放送、リアルタイムで視聴する人って、どのくらいいるんでしょう…。