3日ほど前に地元の図書館で借りた本。昨晩、読み終わりました。
「積読」状態が一進一退を繰り返している状況なので、図書館に行く前は「今日は、借りない!」と決めていたのですが、何やら「原発存続ありき」の雰囲気(あれからまだ1年も経っていないのにね…)が漂う今日この頃…あの日何があったのかをいろんな角度から知っておく必要があるのではないか…と思い、借りることにしました。
この本は3章から構成されているのですが、特に、地震発生~5月までの鎌田氏の行動や思いが日時単位で綴られている「第2章」は、圧巻。
チェルノブイリを20年以上援助した経験を持ち、今回の震災でも福島をリアルタイムで援助し続けた方ゆえの視点や重み、苦悩を感じます。それゆえに端々で出てくる提言も重みがある。いろんなことを感じ、考えさせられる1冊でした。