踏み続けて20年【中編】 | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

唯一拘っているエフェクター、ワウ・ペダルに関する話の中編。前編をアップしたのが、今年の2月なので、ずいぶん間の空いた企画になってしまいました…




では、気を取り直して。


前編で紹介した3種類のワウ・ペダルで必ず悩まされてきたのが、ポッドの劣化によるガリ・ノイズ。


ペダルを動かすことでコントロールするというエフェクターの特性上、やむを得ない…と思いつつ、なんとかならないものかね…なんて思っていた頃(10年以上前ですが)、この問題を解決してくれる画期的なシステム…具体的にはペダルの動きを赤外線などで検知する「光学式ペダル」を取り入れたモデルが、登場し始めました。


光学式ペダルで、当時有名だったのが Roger Mayer の“Vision Wah”と、MORLEY の“Bad Horsie”あたり。


2台とも「ガリ・ノイズから開放されるなら…」なんて気持ちで実際に試奏してみました。


まず“Vision Wah”。これは踏み心地がイマイチ好きになれずに、速攻で却下しました…(音は好きでしたけど)。


もう1台の“Bad Horsie”は…かなり悩みましたね。

音も使い勝手も僕好みだったし、当時は、思いっきりスティーヴ・ヴァイにハマっていたので(“Bad Horsie”は、スティーヴ・ヴァイのシグネイチャー・モデル)、そんなミーハー心も含めて、ほぼ決定!…のつもりでいたのですが…。

たまたま試奏したモデルに限ってだと思う(思いたい)のですが、エフェクトをオフにしているときのノイズがものすごく気になったんですよね。なんか、ずっと「ウ~ッ」なんて唸ってまして。ケーブルを変えたり電源を変えたりしても改善される見込みもなく…。


さてどうしようかなぁ…なんて思っていた頃に、新たなモデルに出会いました。


④Geoge Dennis “Wah Wah Switch Plus”【社会人】
このモデルに出会ったのも、楽器店に勤務していた頃。ある問屋さんから「面白いものがありますよ~!」なんて紹介してもらったのが、「Geoge Dennis」というメーカーのエフェクター。


早速試してみたのですが、ワウのかかり具合が前述した“Bad Horsie”に似て、かなりハデな感じだったことや、光学式ペダルでありながら値打ちだったこと(今はどうか知りませんが…)、「PW-3」を使っていたときの悩みであった「踏み心地」についても文句なしだったこと等が決め手となり、即購入しました。


一度、接点不良の修理を自分でやろうとして失敗し(--;)、破壊してしまうというハプニング(=自業自得とも言う)があったのですが、お気に入りのエフェクターだったので、もう1台取り寄せて購入しました。



⑤BOSS “PW-10”【社会人】

“ Wah Wah Switch Plus”はお気に入りのワウだったので、今までで一番長い期間(計4年程度)使ってきたのですが、僕の音色の好みが微妙に変化してきたことと、「何か新しいモデルを使ってみたい…」という浮気心(?)もあって、新たなモデルを物色して行き着いたのが、“ PW-10”です。


実は、このペダルだけ試奏なしで購入しています。理由は、BOSS(Roland)のモデリング・システム「COSM」を全面的に信頼していたから。当時、Rolandの「GP-100」というマルチエフェクターを使っていて、これに「COSM」が搭載されていたのですが、このモデリングがすごくよかったんですよね。なので、同じ「COSM」搭載なら大丈夫だろうと。


もう1つ魅力だったのは、ワウ以外に「ユニヴァイブ」など、いくつかのエフェクターが搭載されていたこと。1台で何役もこなす…というものが好き(ただの欲張りとも言う)なんですよね。


このモデルは6年ほど使っていたので、今まで使用してきたどのエフェクターよりも付き合いが長かったですね。



次回の【後編】で、ようやく現在のペダルに辿りつきます。


我ながらずいぶんニッチなネタを選んだもんだ(^^;)。