僕が使っている機材で最も入れ替えが激しかったエフェクター、「ワウ・ペダル」の遍歴を徒然なるままに書いてきた、「踏み続けて20年」。
続きがまた数ヶ月先…なんてことがないよう、イッキに最後まで仕上げます(^^;)。
1台目:Jim Dunlop “Cry Baby”
2台目:YAMAHA “WP-100”
3台目:BOSS “FW-3”
4台目:Geoge Dennis “Wah Wah Switch Plus”
5台目:BOSS “PW-10”
と続いて、たどり着いた6台目、現在使用しているワウ・ペダルがこちら。
⑥Ibanez “WP7Jr.”
http://www.ibanez.co.jp/products/effect_page11_jp.php?effect_id=92&series_id=322
前回の最後に紹介したBOSSの“ PW-10”は、かなり満足度の高い機材で、今まで使用してきたワウ・ペダルのうち、一番長く手元(足元か?)にあった機材だったわけですが…1つだけ不満が。
ペダルの かかと側 に、エフェクターの種類を切替るスイッチがあるのですが、このスイッチ操作を誤って踏んでしまい、本来使う予定のないところでエフェクトをかけてしまった…なんてことを、ライブの本番で何度かやらかしたんです。これは僕の操作ミスだし、当初はそういう機能も含めて気に入っていたわけですが、実際のところワウ以外のエフェクターを使うケースが殆どないことに気が付きまして(^^;)。このかかと側のスイッチが、少々煩わしくなってきたんですね。
あとは、浮気心ですか…(^^;)。長い間使ってきたので、新たな刺激というか…何か新しい機材が欲しくなったんですよね…(いわゆる“浮気”はしたことないですよ…念のため。)
そんなこともあって、「面白そうなものがあったら、試してみよう…」なんて考えてた頃に、この“WP7Jr”が発売されたことを知りました。
この機種のベースとなっている“WP-7”というモデルも、発売当時少し気になっていたアイテムだったのですが、その“WP-7”にはペダルとは別に、エフェクトON・OFFスイッチが付いているんですね。そのため筐体が通常のワウペダルよりもデカくて、「これは持ち運びに不便かも…」なんて思い、試さなかったんですよね。
その点、この“WP7Jr.”は、そのON・OFFスイッチが排除されて、ペダルと最低限のコントロールだけという、ごくシンプルな作りになっていたので、これなら試してみても良いかな…なんて思って、元勤め先にお願いして試奏するために、取り寄せてもらいました。
実際に試してみるとIbanezらしい派手なエフェクトのかかり具合が気持ちよくて、すぐ気に入りました。その他に気に入ったのが、ペダルを軽く踏み込むとエフェクトONになる機能と、ペダルにバネが仕込んであるところ。これらの機能は前述したMORLEY の“Bad Horsie”にも搭載されていて、その当時試したときに、この機能は使い勝手が良いなぁ…とは思っていたのですが、今回改めて使ってみて、やっぱこの機能は便利だな~と実感。
こうして6台目のワウ・ペダルが決定し、現在に至っています。
現在の足元。ワウペダルを一番右側に、やや斜めにセッティングするのが、ささやかなこだわり(^^;)。
ペダルは入れ替わっても、セッティング方法は使い始めた当初から変っていません。