毎年クリスマスにすること
今年もクリスマスが近付いてきました。
ということで、夜な夜なダンナのヤーマンと2人でサンタクロース作戦を練っております。
このサンタクロース計画というのは、クリスマスイブの夜にサンタに扮したヤーマンが子供たちにお菓子を渡すというもの
みー君が1歳、ポンちゃんが年中さんの時から初めて今年で3回目になります。
最初の年は、子供たち2人がサンタさんにビビっていたのには思わず笑ってしまいました。
ちなみにその時の様子はこちら。
そして去年はどうだったかというと、いろいろとツッコミどころが満載でした
まず、インターホンが鳴ってモニターにサンタさんが映るとポンちゃんは玄関にダッシュ。
鍵を開けるのも忘れるくらい急いでドアを開けたのに、いざサンタさんを見付けると固まってしまいました
しばらく無言で見つめ合うサンタさんとポンちゃん。
みー君も玄関に下りたものの固まっています。
このままでは、もしご近所さんが通りかかったら絶対笑われるヤツやん!
そうなったらヤーマンがかわいそうなので「とりあえず、玄関に入ってもらったら?」と言う私。
すると、その言葉を勘違いしたのかポンちゃんはサンタさんを家の中に案内。
おいおい、どこまで行くの?
と思っていると、ポンちゃんはリビングまで来ると、なぜか中には入らずに廊下でじっとサンタさんを見ています。
あれ?バレた?と私が心配していると、ポンちゃんが「トナカイに乗って来たんですか?」と敬語で尋ねました。
あっ、敬語で聞いたってことはパパだとは分かってないわ!
良かった〜。
ホッとする私。
一方ヤーマンは調子に乗って「そうじゃ。トナカイは外で待っておる」となぜかサンタさんというより殿みたいな返事。
誰なん、そのキャラ!
そしてその謎のサンタさんは、持って来た赤い袋からお菓子を取り出して子供たちに渡しました。
その頃にはポンちゃんは緊張がほぐれたのか、嬉しそうにお菓子を受け取りました
みー君も「お菓子はいるかね?」と聞かれると、「はい」と小さな声で答えて、おそるおそる受け取りました
その前の年には、怖がってお菓子を投げ捨てていたのに。
いや〜、成長したもんです。
と、そこで私は気が付きました。
あれ?サンタさんの服、何だかはだけてない?
このサンタさんの衣装は、ゆかたみたいな感じで前を合わせてベルトを留めるタイプだったのです。
でも、ベルトをきちんと締めていなかったようで前がはだけてきていたという
もう、ヤーマンよ!
バレないようにしっかり演じきっておくれよ〜
とハラハラしながら見ていると、気付いてくれたようでヤーマンは「おぅ、ベルトが外れたのぅ」と慌てて衣装をかき合せておりました。
ところが、その横顔をひょいと見ると、またおかしなことが。
あれ?
付けヒゲの顔側がモコモコしてない?
よく見ると、外側はツルッとしています。
あっ、ヒゲの表裏が逆になってる!
思わずプッと吹き出してしまいました
このサンタさん、あわてんぼう過ぎるやろ!
それでも何とか子供たちに正体がバレることなく、サンタさんは「良い子にするんじゃぞ〜」と去って行きました。
ボロを出さないように「見送りはここまでで良いからの〜」と言い残して。
服がはだけていたり、ヒゲが裏返しになっていたりしたのに、よくバレずに済んだものです。
後で聞くと、ヤーマンは車の中でサンタの衣装に着替えたらしいのですが、メガネを先に外したせいでよく見えなかったそうです。
どんな言い訳や〜(笑)
その前の年と言い、本当にマヌケなサンタクロースです。
と私が言ったら、ヤーマンは「そろそろ女のサンタでも良いんやない?」と私に役を押し付けようとしてきました。
いや、私がやっても良いんですけどね。
ポンちゃんもみー君も「サンタさんはおじいさん」と信じ込んでいるようで(笑)
ヤーマンがメガネを外して目をすがめると、ちょうど良い感じにおじいさんっぽくなるんです。
それもあって、子供たちは本物のサンタさんだと信じているところもあったんじゃないかと思います。
それを急に女のサンタさんが現れても怪しまれるだけのような。
いや、でも付けヒゲをしていたらバレないかも?
うーん、でもバレたら一巻の終わりだしなぁ。
ポンちゃんも小学生になったので、そろそろ気付いてもおかしくはないだろうしな。
ここはリスクは負わずに、今年もヤーマンサンタにお願いすることにしましょう
ただ、難しいのは今年のクリスマスは土日ということ。
急にパパだけ家から出て行って、そのタイミングでサンタさんがやって来たらあまりにも不自然です。
何か買い忘れたということにして、ヤーマンに買いに行ってもらうということで外に出すのはアリかも。
でも、子供たちも行きたがったら面倒臭いし
まあ、何とか子供たちの気を引いてヤーマンを外に出すしかないですね。
ヤーマンよ、今年こそはしっかり頼みますよ!