前回、次男みー君がお風呂で顎をケガした話を書きました。

実はこの話、後日談がありまして。
その時は顎がぱっくり割れていたので、病院で数針縫ってもらいました。
そして、1週間後抜糸に来て下さいと言われていたのですがアセアセ

いよいよ明日抜糸という晩のことでした。
みー君は家の中で手押し車に乗っていました。
みー君は自分の電車型の手押し車があるのに、いつも長男ポンちゃんの牛の手押し車にばかり乗っていますニコニコ

この手押し車、元々は木製の牛の顔が付いていたのですが、長年使っているうちに顔が取れてしまいました牛
その顔なし牛、本来は顔の横に持ち手が付いていました。
でも、顔が取れたので掴まるところがなく、ただの箱に車輪が付いている状態でしたアセアセ

みー君はこれに乗っている時に、つんのめってコケてしまいました。
これはよくあることなので「またか〜」と思っていたのですが、泣き方がおかしいハッ

慌てて見てみると、縫ったところをぶつけたようで顎から血が出ていました。
しかも、滲む感じではなくポタポタしていましたガーン

でも、圧迫しているうちに血は止まったのでひと安心。
予定通り、翌日診てもらうことにしました。

いざ病院に行ってみると、縫った部分の中央が縦に裂けているとのことでしたガーン
ひとまず抜糸をして、縫う代わりになる強力なテープで傷口を固定することになりました。

1週間そのテープを貼ったままにして、傷口がくっつけば縫わなくても良いとのことでした。
そのため、テープが剥がれないように上から防水フィルムを貼ってもらいました。

ところが…。
子供って、すぐに汗をかくし、触って欲しくないものほど触りたがりますよね。
おかげさまで、その日の夕方には既に防水フィルムの端がめくれておりましたアセアセ

そして、お風呂に入れた途端、防水なんて何のその。
全てまるっときれいさっぱり剥がれてしまいましたとさびっくり

病院では、テープが剥がれたらすぐに来て下さいと言われていました。
えっ、じゃあ明日行かないといけないの?

と思ったら、翌日は休診アセアセ
うーん、どうしたもんか。
剥がさないようにと念押しされたということは、大事なテープだったんじゃないの?

とりあえず、前にポンちゃんがケガをした時に貼っていたテープが余っていたのでそれを貼っておきました。
と言っても、そのテープは本来は傷口じゃなくて傷跡をきれいにするためのものなんですが。

でも、傷口を上に引っ張っておくには良いかもと、ひとまず貼っておきました。
そして、翌日の午前中に診てもらえるように予約をしました。

さて、翌日。
ポンちゃんを小学校に送り出して、家事をしていると見知らぬ番号から電話が掛かってきました。
何だか嫌な予感がしたので出てみると、近所の子供110番のお家の方からでした。

ポンちゃんは通学に30分以上かかるので、何かあった時のためにと、私の電話番号を書いたメモをお守りとしてランドセルに入れておいたのでした。
それを見て、電話して下さったとのことでした

聞くと、ポンちゃんが通学中にコケて石で眉毛の上を切ったとのことアセアセ
急いでその場に行ってみると、上級生の女の子数人に囲まれてポンちゃんが突っ立っていましたショック

確かに、肘と眉毛の上が切れてはいましたが既に血は固まっていました。
とりあえず、大したことはないようで良かった。

ところが、ポンちゃんは「ケガをしたから学校に行きたくない」とゴネゴネモードえー?
上級生の女の子たちは、心配して一緒にいてくれたようなのですが、そのままだとその子たちも遅刻してしまいます。

そこでポンちゃんを説得して、とりあえず学校までお姉ちゃんたちに連れて行ってもらって、保健室で手当てをしてもらおうということになりました。
学校にはその旨を連絡して、もし傷がひどいようだったら迎えに行って病院に連れて行くということにしました。

ところが、家に帰って少し経つと保健室から電話がかかってきました。
ポンちゃんが傷口を触られるのを嫌がって、手当てができないので病院に連れて行った方が良いとのことガーン

えー、今帰ったばかりなのに…。
保健室では診てもらえないの?

みー君の顎のテープが剥がれた件で病院の予約してるんだけどな。
どうしようかと考えました。

以前、ポンちゃんが額をケガした際に首から上は脳外科と聞いていました。
そのため、みー君の顎のケガは脳外科で診てもらっていました。

今回のポンちゃんのケガも眉毛の上なので、脳外科ということになります。
じゃあ、この際2人まとめて診てもらおう。

ということで、一旦学校に寄ってから病院に行くことにしました。
学校に行くと、傷口にガーゼを当てられているだけで見事にそのままの状態…。

これ、そのまま病院に連れて行った方が良かったんじゃない?って感じでしたガーン
何せウチは山の8合目くらい、病院は9合目、学校は平地なんです。
ケガをした場所は5合目くらい。

しかも、私の移動手段は自転車のみ!
8合目→5合目→8合目→平地→9合目って、どんな苦行じゃ笑い泣き
8→5→9の方が断然ましだったわ。

とボヤいていても仕方ないので、2匹を連れてえっちらおっちら山登りしました。
おかげで翌日は、太ももが筋肉痛になりましたとさ悲しい

汗だくで病院にたどり着き、診てもらいました。
まず、みー君はというと縫う代わりになるテープが剥がれてしまったので、仮に傷口保護テープを貼っていました。
これが功を奏したのか、何とか傷口がくっ付いてきているとのこと。

とりあえず縫わずに済みましたキラキラ
ただ、またしても縫う代わりになるテープを貼られ「剥がれないように」とのお達し。

でもね先生、何もしなくても剥がれちゃうんですよアセアセ
「剥がれないように上からガーゼを貼って下さい」と言われ、その日帰ってからやってもみましたよ。

でもね、2歳児をナメたらアカン!
お風呂で濡らさないように気を付けて洗っても、浴槽に入ったらバシャバシャやって濡らすんです。
それで結局、1日目でベローンと剥がれましたよ真顔

でも、またそれで病院に行くのも気が引けますよね。
結局どうしたかと言うと、縫う代わりのテープは調べたらステリテープというらしく、市販されていることが分かりました電球

そこで、ドラッグストアを3件はしごしてようやくステリテープをゲット!
ちなみにココカラファインにありました。

ただ、それだけだと剥がれやすいので上から傷跡保護のマイクロポアというテープを貼っておきました。
すると、お風呂に入っても2日くらいは剥がれずにもってくれましたキラキラ

そんなこんなで、みー君の方は何とかなりましたニコニコ

一方ポンちゃんの方はというと、頭を打っているので念のためCTを撮ることになりました。
3回目なので彼も慣れたもの。
スムーズに撮影でき、結果何も問題はありませんでした。

ところが、傷口の様子を見るために固まった血を溶かす時に異変がアセアセ
看護師さんが、濡らしたティッシュで血の塊を溶かしてくれていたのですが「ビッチリ固まっていて全然溶けない」とのこと。

おかしいなと思ったら、傷口から赤ちゃんの小指の爪くらいの小石が出てきましたハッ
えー、そんなことある?
小石が血でガチガチに固まっていたようで。

それにしても、小石が眉毛に挟まって気付かないもの?
後でCT画像を見せてもらったら、小石もバッチリ写っていて笑えましたびっくり

結局、ポンちゃんの方も傷口がぱっくり割れてはいたものの、縫わずに済みました。
そして、彼も縫う代わりのステリテープを貼ってもらいました。

あー、良かった泣き笑い
しかし、2人揃ってケガをするとは…。
ハラハラさせないで欲しい。
こっちはノミの心臓なんじゃ。
ちょっとしたことで、寿命が縮む思いです悲しい

治療後、ポンちゃんを学校まで送って行って帰宅するともうヘロヘロチーン
考えてみると、わたしゃ午前中だけでものすごい運動量でした。

8合目→5合目→8合目→平地→9合目→平地→8合目
これはヤバいわアセアセ
そりゃあ、翌日筋肉痛にもなるわ。

ポンちゃんには、ケガをしても歩けるならとりあえず学校に行くようにと、よ〜く言い含めておきました。
ケガをしたからと、いちいち現場に呼び出すのは勘弁して欲しいものです。

本当にウチの子たちは甘えん坊で、やれやれですガーン

私は、子育てで悩んだり落ち込んだりした時はよく『子育てハッピーアドバイス』という本を読み返します。
スクールカウンセラーで医師の明橋大二さんが書かれている本で、読むと気持ちが楽になりますニコニコ

この本に「10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ」と書いてありました。
甘えたい気持ちが満たされると、子供は安心できるし、自分は大切な存在なんだと思えるそうです。

小さいうちから、甘えたい気持ちのコップを満タン近くに保ってあげられたら、水が減っても自分で補給できるようになるのかな?と思います。

私のお姑さんも「小さいうちは甘えたいだけ甘えさせてもいいんよ。甘え足りたら、勝手に親離れするよ」と言っていました。

それを信じて今までやってきましたが、果たして良かったのかどうかアセアセ

そもそも、子育てって何が正解で何が不正解かなんて分からないですよね。
テストみたいに点数が出るわけじゃないし。
それに、ポンちゃんには良くても、みー君には合わないみたいなこともあります。

その上、その当時は良かれと思ってやっていたけれど、後から考えるとちょっと違ったかな?なんてこともよくあります。

『子育てハッピーアドバイス』には「甘えさせることと、甘やかすことは違う」と書いてありました。

でも周りの同い年の子を見ると、ポンちゃんは幼いんじゃないかな?と思うこともよくあります。
もっとしっかりして欲しいなと思うこともあります。
自分では甘えさせていたつもりが、実は甘やかしになっていたのかな、なんて思ったりもします。

でも結局、育ってみないことには良かったのかどうかなんて分かりません。
それに、いくら親が良かれと思って働きかけても、子供は親の言うことなんか聞きゃしないアセアセ

最終的には、子供が自分で決めるのを親は見守るしかないわけで。
いくらこちらが「しっかりして欲しい」なんてヤキモキしたところで、本人が「しっかりしなきゃ」と思うような場面に出くわさないと何も変化はないかなと。

だから、私は私で自分が良いと思えることをしていくしかない。
そうしているうちに、気が付いたら「あれ?最近何だかしっかりしてきた?」なんて思える日が来るんじゃないかと。

とは言え、それにはまだまだ時間がかかりそうですがアセアセ
今回の件にしても、2人とも「ケガして痛かった」くらいにしか思っていないんでしょうね悲しい

こっちは毎朝、ポンちゃんが家を出てから1時間くらいは「また帰って来るんじゃないか」とか、「電話がかかってくるんじゃないか」とか心配しているというのに。
(ちなみにポンちゃんが戻ってきた話はこちら)

まあ、でもいずれは私もポンちゃんも通学に慣れるはずですよね。
ポンちゃんはコケずに通学できるようになって、私も毎日心配しなくても良くなるはず。

今のところ、朝はコケなくても帰りにコケたり、遊びに行った公園で擦りむいたりと、毎日のようにケガをして帰ってきますショック
丸1日無事だった日は、奇跡のように感じてしまいますキラキラ

毎日1時間以上歩いて、帰ってからは公園で走り回っているポンちゃん。
これで体力が付かないわけがないですよね。

今は、背はチビっ子で体格も細っこいですがアセアセ
前よりも体力を使っているのに、食べる量はそんなに変わっていないので、むしろガリガリになってきているし。

とりあえず、私にできるのはしっかりごはんを食べさせることかな。
しっかり食べて、しっかり運動していれば、そのうち体力も付くでしょう。
気長に待つとしますか知らんぷり