北丹沢、試走 | おひさま日記

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日々の生き物ライフとおひさま自転車乗りの日記

みなさま、こんにちは♪


梅雨の中休みで天気のよい週末でしたね。


おかげで本日のワタクシは疲労と筋肉痛が凄まじく、社会人としてほとんど機能していない月曜日でした。手抜き仕事でごめんなさいね。近頃、平日より休日のほうが明らかに疲れることをしているのは気のせいかしら。


土曜日

自転車仲間と北丹沢の試走に行きました。天気は晴れ。暑くも寒くもない、よいコンディションです。朝9時、緑の休暇村を出発。当日は補給所も設営されますが、この日は長い行程の全てが自己責任。水は多めに2L、食料も色々と取り揃えて用意しました。


本番は44.5キロを12時間以内で走るのですが、今回は途中の11キロほどをショートカット。それでも私の脚では完走がギリギリの設定です。ちなみに、私の今までの走った最高距離はロードで25キロぐらいですから、まあ、それはそれは大変なわけ。


神之川キャンプ場から本格的な登りが始まり、ここからは完全に登山です。鐘撞山(900m)を通過、そこから先、まだまだ延々と土壁のような坂を上ります。ここは最悪区間、眺望もゼロなので、何の楽しみもありませぬ。脹脛がつりそうになり、手をついて歩いたほうが速いのではないかしら、という斜度が続きます。分岐(1300m)を左折、神之川ヒュッテまでの下りがまた急で厳しくて、ここで既に太腿は疲労でもうガクガク。スタートから4時間半ぐらい経過、それでも18.5キロぐらいは進みました。


しかし、これでもまだ普通の山登りが1回分残っています。うぅ~、私ってば、なんておかしな大会に申し込んでしまったのでしょう。途中で止める場所もないので、しかたなし、また歩き始めます。一歩一歩進んでいれば、いつかたどり着くはず。川から風巻の頭までが、これまた急斜面が続きます。今日は何の修行なのかしら、というぐらい辛い。ゆっくりだけど、着実に歩を進めます。


休憩はトイレに寄ったぐらいで、基本休みはなし。時々ちょっと立ち止まったり、靴に入った石を取ったりするぐらい。食事も歩きながら補給。姫次、というのがこの日の2つ目のピークで標高1433m。とにかく無心でここを目指します。だんだん視界が開けてきて、気付けば稜線に出ていました。風も涼しく、向かい側には大きく並んだ丹沢の主稜線が見えます。

蛭ヶ岳かな


わぁ、すごくきれい。来てよかった。

私ってば、よく頑張った。


この日、初めて報われた瞬間でした。


立ち止まっていると遅くなるから写真は撮れないのだけど、

一枚だけ、色鮮やかなヤマツツジ、かな。

多分、ヤマツツジ


きれいな景色を眺めたら、どこからか走る元気が湧いてきました。姫次まで無事たどり着くと、ようやく登り区間は終わり。明るいうちに下山できる目処がついて、ほっと一安心。この先は緩やかな下り区間なので、やっと走れる。走ろう、って気になるのが、我ながらエライなぁ、と思っちゃった。スロージョギングの速度でゆるゆると進みます。姫次~平丸分岐までが一番好きな区間でした。長い辛い道のりで、終わりが見えてくるというのは本当に嬉しいものです。


18時20分、休暇村へ到着。無事帰還。


ゴールしたら、気持ちが悪くなって吐き気がしました。ボロボロになりながらも、私の身体は本当に一日良く頑張ってくれました。この日の試走は近年まれにみる辛さを味わい、自分の限界というものがちらりと見えた日でもありました。完走へ向けて、また作戦を練り直そうっと。


<MEMO>

補給食

・スポーツドリンク 1L (CCD)、水 500 mL、お茶 500mL ←色々飲みたくなるので、○

・パウンドケーキ 1

・どら焼き 1

・レーズンパン 1

・クイーニーアマン 1

・チーズカマボコ 2本 ←甘い補給食に飽きるので、○


装備

・靴 VASQUE Blur ←下りで素晴らしいグリップ力と安定感を発揮

・自転車用ジャージ

・短パン ←この日は膝下が傷だらけになったが、コースを間違わなければ、下草はOK。

・アームウォーマー ←夕方肌寒いので、○。温度調節をしやすい。

・ウィンドブレーカー ←この日は着ないですむ。

・帽子

・ウェットティッシュ


あったらいいかも

・消炎剤

・靴の泥カバー

・ICレコーダー ←試走の際などメモ代わりに。意外と道に迷う。書いている暇はない

・虫よけスプレー ←スタート前に

・消毒剤、バンドエイド、虫さされ薬など ←色々と小さな怪我をする。


Trail Run & Walk

Dst: 35 km

Tm: 9: 20 (net: 7:45 ?)