デビュー8周年記念ツアー成功への道・第95回 | jajaの秋山ッス

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サードアルバム辺りからレコード会社のスタッフが
jajaのプロモーションにドンドン入ってきた。

ホリプロのスタッフも勿論優秀だよ
彼らも彼らなりに頑張ってくれていた。
ぶっちゃけjajaがアイドルだったら凄い手腕を発揮してたかもしれないね(笑)
スタッフもホリプロ入社して、このアーティスト担当してくれって言われて、jaja見て涙流したかもね。
よりによって「オっさん4人じゃんーー」みたいな(笑)

しかし、レコード会社の人間は元ミュージシャンだったので
僕らの気持を凄く分かってくれた。
今までのスタッフとは全てが違ってた。

若いミュージャンに言いたいよ

プロダクションもレコード会社も
全ては人対人なのよ、信用のみ。
人生をかけて成功難しい芸能界へ走り出していく。
ミュージシャンは勿論命かけるよ
何故か、負ければ辞めるしかない。
辞めて人生ゼロからスタートするのは大変だ。
そりゃー必死になるよ。

スタッフもそれに負けないくらい、必死にならなきゃいけない

自分達だけ安全な場所で動いていると
もうバレバレな訳ですよ。
お前たちが駄目なら俺も辞めてやるーー
くらいが無いと、命預けられないでしょ。

レコード会社のスタッフには、それを感じた。

サードアルバムをひっさげて全国ツアーに出て
しばらくするとスタッフから
「ツアーの東京ライブ、録音するよー、ライブ盤出すよ」
やったー!
ライブ盤は出したかったーっと思う反面
ちゃんと演奏できっかなーーーー(汗)
と不安もバリバリあった。
だけどその頃からjajaの演奏はバリバリのバリだったから、思いっきりやったれやーーーって感じだったよ(笑)

都内のライブハウスにサードアルバムでお世話になった
エンジニアに来てもらって
機材も凄く持ち込んでたなーー

リハーサルも終わり、後は任せたー、みたいな。
結果、最高の録音が出来たよ
演奏も良かった。
もしかすると過去の3枚のアルバムより・・いいかも・・
くらい満足した出来だった。

ここに来るまでに、ドラマじゃないけど
悩んで、食いしばって、立ち止まって、足元見つめて
道を探して、傷ついて、やっとライブアルバムに辿り着いた・・・感じ。

この流れの一つでも違っていたら
今のjajaは無かったと思うよ。

勝つ事は大事だよ、だけど負けた時の方が得る物が多い。
負けて初めて見えて来る物、気付く事がある。
宮本武蔵の物語の中で出てくる言葉で
「試練は何のためにあるか、それは試練を乗り越えて
自分が更に大きくなる為にある」
大好きな言葉だね。

「若い時は苦労は買ってでもしろ」昔からよく聞く言葉だ
昔の人はいい事言う。
ホントなのだよ。

明日は幻の5枚目のアルバムだーーー